旨い酒・ジャンルを超えた美しく旨い料理・地元の食材！銘柄豚LYB豚と東京中屋のパン粉を使ったフライが最高！店主がその日旨いと思うものを提供する隠れ家的食事処【やまみち】にはまった！

結婚記念日が９月なので、毎年９月近辺にはその年の１番凄いと思う店を選出する『ダヤン家的食のアカデミー賞選定』が行われる

2023年は御殿場時之栖『茶目湯殿』『旬膳処茶目』で日帰り温泉でのんびり豪華な料理に舌鼓をうった

2024年の今年は…

夜のみの営業で隠れ家的小さな店舗ながら

・日本酒の取り揃えが凄く、旨い！
（１グラス600円の安心価格）※2024.9現在

・地元の新鮮食材を惜し気もなく使用した、盛り付けも美しいジャンルを超えた旨い料理！

・お通しが無く会計がリーズナブル！

・銘柄豚LYB豚と自家製ラード・東京中屋のパン粉を使ったフライが最高！

静かな店内のオープンキッチンで、店主がその日旨いと思う食材を厳選し提供する食事処【やまみち】に行ってみました

メニュー

メニュー表は活字のみで画像は一切ありませんが、利用者の想像を掻き立てる様な『しずる的表現』を使用しています

どうですか？

メニュー名を眺めているだけで料理のビジュアルが脳内再生され、すでに垂涎ものでは無いでしょうか？

しかし実際提供される料理は…想像の更に斜め上を行くボリューム＆ビジュアルなんですっ！

例えば『たっぷりエビとタルタルサラダ』
これは、隣の席の方がオーダーしていて提供されるときに目撃した品です

たっぷりのグリーンサラダの上に これまた卵たっぷりタルタルソースをONして、その上に揚げたての『大きな海老フライ』３本ほどが そそり立った形のビジュアルをしていました👀！

大皿盛りで高さ的にもすっごいボリュームなのですが、ふざけたような爆盛りとかではなくお値段とメニュー名からは想像が付かない、ひと回り ふた回りも上の量＆ビジュアル＆手間暇をかけた料理が提供されます

オープンキッチンの前のカウンター席では料理の全工程を見る事ができ、作られている過程をオーダーした本人たちも眺めていらっしゃったのですが、まさか『このモリモリした凄い逸品が自分たちがオーダーした海老サラダ』だとは思わず

提供時には歓声をあげ驚きの表情を見せていましたし、着席と同時にまとめてオーダーていたのでメニューの最後の方はオーダーキャンセルできるか聴いて、辞退されていました(汗)

『きたあかりのカリカリポテト トリュフの薫り』は、皮つきでまるごと加熱した きたあかりを手でつぶし割いてカリッカリに揚げた手割りポテトにトリュフ塩をかけた料理
（これも他の方のオーダーで見かけましたｗ）

この手割のフライドポテトはブレイクの予感がします

店主の流れる様な手さばきと手の先までの所作も美しく、そういう調理法や盛り付け方があるのか！と、他の方の料理でも自分のオーダーした料理でも いつまででも眺めていたい衝動に駆られます

店主がお一人で黙々と調理されているので提供は少なからず時間がかかり、ついつい１度にまとめてオーダーしたくなりますが

他のオーダーとの兼ね合いで出て来る順番は変わり、提供されてから驚くハメになるので

１品１品ボリュームと空腹具合を確かめながらオーダーする事をお勧めします！

お通しが無く価格は税込みなので、会計時には一般的なアルコールを提供する飲食店に比べかなりリーズナブルに感じます

メニュー内容は決められた周期ではなく頻繁に入れ替わりがあるようなので、気になるメニューがあったら（お腹と相談して）是非即時チャレンジを！

概要的には以下の様な構成になっています（税込み）

１番のオーダー推奨品

食材の仕入れ状況等で刻々とメニューが変るなか、１番おすすめできる安定の神メニューは

『本日の前菜３種盛り （時点価格700円）』

このメニューの内容は決まってはいない様で、日によってだけではなく 先出のテーブルと後出しのテーブルでも内容が違う事がありました

ので、何が来るかはその時のお楽しみ！

その日の『前菜メニュー』から３品を小鉢に盛り付けて提供されます

この３種盛りは１皿盛りが可能なメニュー『前菜』の中からチョイスしたミニ版を使用しているので、小鉢１器の完成度が高く、１品１品もそこそこ量的なボリュームがあるのに値段設定安価とあって

まさしく『神メニュー』！！

まずはアルコールと共に頼みたいマストなメニューです

実際頂いたもの

実は『店前を通過した時に雰囲気が良さげだったので、記念日食事に使えるかどうか見に行こう！』と言う事で、記念日の10日前の平日夜に２人で偵察（？）に行っています

その時は予約なしで伺ったのですが、ぎりぎり席を確保して頂けた状態で人気のほどに驚き 今回の週末利用時には席予約して行きました

週末は席予約激推奨です！

運よく初訪、再訪共に店主の手元が良く見えるカウンター席に案内されたので、奥カウンター前にある大きな黒板に書かれた『本日の取り扱い日本酒銘柄』を写真に撮り（許可を頂き撮影）、webで銘柄を確認しながらオーダー

どれも１杯600円という均一価格で提供
日本全国季節の日本酒14銘柄ほどが取り揃えられています
（初訪・再訪と10日程しか日が経っていませんでしたが、銘柄が一部既に入れ替わっていました）

お酒をオーダーすると店主の補佐をする女将がラベルの付いた一升瓶を席まで持ってきて、目の前でお酒を注いでくださいます（約120㏄）

２回通して４杯頂きましたが、中でも『石川県・天狗舞（山廃純米ひやおろし）』が気に入りました！

見目は薄っすらとした琥珀色で、とにかく薫りが良くほど良い酸味とコクがあって 今まで吞んで来た『日本酒』とは（経験は少ないながらも）一線を画していると感じました

また次回あったら是非お願いしたい銘柄です

お酒に関してはそんなに詳しくは無いのですが、黒板メニュー名からWEB検索して（酒に弱いダンニャはダヤンに、ラベル選出で吞ませようとする酒のジャケ買い専ｗ）オーダーするお酒には、新しい出会いがあり楽しかったです

お料理の方は先述した『３種盛り』、やはりこれは外せません

この日の３種盛りは『クリーミーな豆腐の味噌漬け』『いぶりがっこのポテサラ』『濃厚鶏レバー香味ソース』

豆腐はダンニャが（クリームチーズじゃない？）と言うほど、豆腐の別の顔が見える料理で興味津々！

またまたWEBで作り方を調べて、家でも創る事になりました（今、冷蔵庫で熟成させていますｗ）

『ポテサラ』はスライスした いぶりがっこが入る事で食感と風味が変り良く

『濃厚鶏レバー香味ソース』はとろける様な新鮮な鶏レバーソテーを香味ソースで頂くのですが、絶妙な火入れ具合でめちゃくちゃ美味しかった！

初訪で『フルーツの白和え』を前菜として頂いて余りの美味しさに家で記憶を頼りに味の再現をしたが難しかったという話しを店主にしたらなんと！白和えに使用している調味料を教えて下さったので家で再度挑戦！…以前より完成度が上がりました

学びのある外食は自身のレパートリーも広がり楽しいです

『長谷川農産のマッシュルームのシーザーサラダ』は、普通こんなにマッシュルーム使う？ってくらい生マッシュルームまみれでピンクペッパーがアクセントで美味しかったし

『LYB豚のレバカツ』も

『尾赤アジのフライ』も厚みがあって中心部の火入れが絶妙で最高だった！

料理人引く手あまたの有名な『中屋のパン粉』は ふわっふわで粗目
自家製ラードで揚げたフライは脂っこさが一切なく素材の味を引き立てていて、フライもやっぱり旨い！

どの料理もハズレが無く所謂『何を食べても美味しい店』なんだけど、特にびっくりしたのがこの『ごろごろ叉焼炒飯』☟

なんと！店主が片手中華鍋を振るって焼きあげるパラッパラの炒飯

本当にチャーシューが角切りでごろごろ入っています

ラーメンも美味しいと噂で聴いているので、機会が在ったらラーメン頂いてみたいのですが…
【やまみち】が全方向に本気過ぎて、一体何屋なのか分からなくなってしまいそうです！(笑)

外観・店内

東隣側に『マルシン模型店』が入った『マルシンビルのテナント型店舗』

以前は居酒屋や炉端焼き店が入っていました

【やまみち】が移転して来てまだ１年も経っていないと思います

昼間の閉まっている時間帯にはわからないのですが、営業時間になると入口に出される赤と緑の暖簾が雰囲気出しています

店内

静かな雰囲気のアスリートのような若い男性店主の料理を作る手の動きとうっとりする所作

補佐をしている女性が細やかで控えめな雰囲気の中にも感じる女将気質が、良い雰囲気の店

引き戸を開けると中央に狭めの通路が通っていて、突き当りは戸をて建てられる座敷の個室

通路の右側は衝立で仕切られた畳小上がり座卓が２～３卓

左側に厨房を囲むようにL字型にとられたカウンター席が８席ほどあり、店舗としては非常にコンパクトです

ボトルキープ棚に国産純粋種銘柄改良協議会のAランクLYB豚の認定銘柄のタテが飾られていました

アクセス・場所・駐車場情報

富士市方面から白糸の滝・朝霧高原方面へ富士宮バイパス（県道139号線）を北上

２段階右折¹で『阿幸地北信号交差点』を右折し東に向かいます

２段階目の交差点角には『アプレシオ』があり、その前を通過する形になります

交差点から道なりに290ｍ東に進んだ右手道沿いに【やまみち】があります

駐車場情報

駐車場は【やまみち】が営業している夜の時間帯限定で

左隣の『マルシン模型店』と２階の針灸治療院が閉店後そこの５台分と、右隣の『近藤機材店』倉庫前に４台分が使用可能

【やまみち】の店舗前２台分と合わせて、11台分が利用可能になっています

とにかく１度行ってみてご自身の目でみて楽しんで来て欲しいと思う食事処【やまみち】は、今回できるだけ写真少な目で行きたかったのですが…我慢してこの枚数(笑)

夜営業のみというのが唯一の残念ポイントです

CHECKPOINT
地元の旬の新鮮食材をふんだんに使ったボリュームある料理が美しく旨い！
銘柄LYB豚取り扱い店で東京中屋のパン粉を使用したフライも絶品！
全国の季節の日本酒も取り揃え、分かり易い税込み価格とお通しシステムの無い明瞭会計でリーズナブル
店主の静かな雰囲気と所作に見惚れるオープンキッチンも魅力です
平日でも人気の料理居酒屋【やまみち】は土曜利用は特に予約推奨です

【やまみち】
　住所
静岡県富士宮市東阿幸地２４５
　電話番号
０５４４－６６－５６２２
　営業時間
１８：００～０：００
　定休日
日曜日
　駐車場
あり・無料｜店舗前の２台分・時間帯で両隣の合計11台ほど
　その他
公式HPはこちら⇒【移転後のweb情報なし】🔍

1. 交差点内で２つの信号が存在する ↩︎