現在は予約推奨!12貫の握りとサラダと小鉢!〆にはフルーツと【鮨佐野家】名物のアレも!
マグロは青森県産生本まぐろの大トロ!
富士山の世界遺産構成資産の1つである名瀑『白糸の滝』
2020年に美しく整備された『白糸の滝』施設は、富士山・富士山本宮浅間大社と並び海外からの観光客も多い富士宮市屈指の観光地となっています

連日多くの観光客でにぎわう『白糸の滝』
今回ご紹介する【鮨佐野家】は、白糸の滝駐車場から僅か350mという好立地で、海外の方からも評判がいい日本食『寿司』を堪能できる数少ない老舗で老夫婦お2人で回している小さな飲食店
海外の方の口コミを頼りに飛び込みで来店される外国人観光客が訪れる事が多々あり、メニューも英語表記にしてありますが、日本語でニュアンスが伝わらないコミュニケーションにお歳を召したお2人は大変苦労されている様です
※For tourists from abroad|Reservation recommended. Someone who speaks Japanese fluently
【鮨佐野家】の記事を書いたのは6年前
当時1000円だったランチは、米の価格のあおりを受け今年(2025年)4月には1500円から1800円に値上がりして、内容も少し変わっていました
6年前は『心配になる様な激安価格』でしたが、現在は『リーズナブル』と言えると思います
利用は『電話で席予約を推奨』、メニューは2種ありますが暗黙の了解で『握り』になっているようです
メニュー
寿司職人の店主がご病気の療養を終え、高齢のご夫婦2人での営業なので営業予定日でも臨時休業の事があるそうで、体力的にも大人数対応は難しくなっています
dinnerは特に、開いていることの方が珍しいのだとか
利用の際にはそのような事情を踏まえ『電話で開店を確認しながら予約を入れる』のが良いかと思います
ダヤンも当日の朝(10時半前)に予約電話をいれてから出発しました
メニューは2025年6月現在『握りセット』『海鮮丼セット』の2種類で、どちらも1800円

大将の方から『なんにしましょう?』とか、利用者の方から『握りセット下さい』と声掛けが無いまま(ダヤンは握りで!とお願いしましたが?w)、みんな『握りセット』で進んで行きます(笑)
握りセット(1800円)
平日でしたが、4~5名の女性のみの団体予約グループと、カウンター席には電話予約した母娘と思しき2人とダヤン
暫くして『ふらっと来た』感じの男性客が暖簾をくぐって来ましたが、1席空いていたカウンター席に案内されました
座敷や小上がりはたくさんあるのですが、ご夫婦があまり歩かなくて良いようにか、目が届く範囲で利用者をもてなしたいのかはわかりませんが、大勢でがやがやとあれやこれやオーダーして楽しむお店ではありません
奥さんが青森出身で、マグロが釣れると【鮨佐野家】に送って来てくれる伝手を持っていらっしゃるそうです

1800円の握りすしで『青森県産生本まぐろ大トロ』が使われている(事がある)のはその為で、伺った日には丁度そのマグロが使用されていました!
(ラッキーッ!✨)
年代もので綺麗に長年使用してきたカウンター前の冷蔵ショーケースが朝故障してしまい、メーカーさんに来て貰ったのですがこの機械を直せる技術者がいないと言われてしまって、困っていると仰っていて、今日の営業は足元の冷蔵庫を使用しておりネタケースの中はすっからかんでした!😦

いつもはネタが綺麗にならんでいるが今日はすっからかん
お店も老舗ですから、設備も年代物になっているんですね…
なんとか直ってくれれば良いのですが…
さて、気を取り直して『お料理』に関してです!
ショーケースの向こう側で大将が、せっせとリズミカルにお寿司を握っている間に奥さんがカウンターまでお茶や、生野菜(サニーレタスのシーザーサラダ・粉チーズ)や本日の小鉢を運んで下さいます
小鉢は季節や日によって違いますが、本日は茄子とグリーンピースと釜揚げしらすの煮びたしで、お出汁が美味しく季節感がありました

お寿司は、その時々によりネタが変わります
ダヤンの頂いたお皿には『ブリ』『生赤エビ』が使用されていましたが、隣のふらっと来た男性客のお皿は『サーモン』『ボイル海老』が使用されていました(チラ見w)

『まぐろ赤身2貫』『大トロ』『玉子焼き』『とびっこ』『ますっこ』『ぶり』『貝柱』『白身魚』『生赤エビ』と、巻物は『剥き身』と『かっぱ』が1本づつ

計12貫のボリューム!
シャリは人肌で良い感じ!
上品な小ぶりの握り方で、ネタとシャリとが吸い付くように一体になっていて女性でも食べやすい!

人肌でひと口大のシャリが旨い!
マグロはさすが『青森県産』で本当に美味しかったのですが

とろ~ぷりっとした大きな生赤えびと、甘じょっぱくてふんわりとした出汁が効いた玉子焼きがめちゃくちゃ旨かった!
玉子焼きが美味しい寿司屋さんには、久しぶりに出逢った感じです
ちょっと遅れて出て来たけど、赤エビの頭などから出汁を取ったお味噌汁が香りも味も良かった!

飲食時に口に入れてケガをしない様に、触角や脚部分はカットしてありました
息つく暇も無くパクパクとお寿司を食べ進めてダヤンのお皿が空になり、隣の男性客の握りが完成した頃…大将が(はっ…!)という面持ちで裏へ…
そう!ここで以前なら〆で『名物のアレ』と『季節の果物』が出て来たんだけど…無くなっちゃったのかな?
そんな『念』が伝わったのかも知れません(笑)
ちょっと待ってね?今フルーツをお出しするので…
よく冷えた熟れたメロンと、〆の名物『お稲荷さん』が運ばれて来ました

季節のフルーツと、特製『稲荷ずし』!
一番最初にここへ来た時、色々食べてお腹いっぱいだったのに最後の〆で『稲荷すし』が出て来るなんて―――――っ!!!😇
…と思った記憶が懐かしいのですが、【鮨佐野家】では最後にこの あま~ぁい煮汁をたっぷりと含んだふっくらお稲荷を頂かない事には食べ終わった気がしません

フルーツの後の〆の鮨として食べた方が良いかも
熟れた完熟メロンより甘いお稲荷さんを頂き終わってようやく【佐野家】でお寿司を食べたぞーっ!って気になりました
満腹です!
外観・店内
暖簾は外に出しておらず内側にかかったまま営業されていて(忘れているのか、意味があってそうされているのかはわかりませんが)幟は何を書かれていたのか判らない程ボロボロ…
電光看板も年季が入って変色しています

黄土色の漆喰で道路側に窓が無い為、店内を窺い知ることができません
暖簾出した方が『営業している』って直ぐに認識して貰えて良いんじゃないかな~って思うのですが、お二人の年齢を考えるとそのくらい(やってるかやって無いかわからないくらい)の方が結果的に良いのかも知れないですね
【鮨佐野家】のお寿司が好き!ここのご夫婦が好き!って方たちが絶えず来店しています
店内
引戸を開くと左手が、ネタケースを目の前に設えた5席のカウンター
カウンター席の後ろにほんの少し段差があるので、利用の際には(特に降りる時)気を付けて下さい

段差になっている
通路は石畳のようになっていて室内に玉砂利が敷かれ石灯篭も置かれている、しゃれた和モダンな店内で案外広いのです
右手には座卓の小上がりがあり、奥には畳の個室(座卓)があり調べると45席はあり綺麗にされていますが、何部屋かは使われていない雰囲気がありました

アクセス・場所・駐車場情報
白糸の滝から350mほど、富士富士宮線(県道414号線)を東に行った道路沿いです
富士宮駅からは12㎞ほどで、富士宮バイパス(国道139号線)の経路か、もしくは大月線・富士富士宮線(県道414号線)のどちらかが主なアクセスルートです
ひたすら『白糸の滝』を目指して行けば…着けます!(笑)
駐車場情報
店舗前に(上手に停めれば)8台ほどの駐車が可能だと思います
地元では昔から白糸の滝周辺で『驚くほど安価で美味しい本格的な寿司が食べられる店』として有名な【佐野家】
コロナ禍・米の高騰と経営者夫婦がご高齢になった事で、値段設定変更や営業の不定期が目立つようになったが、それでも寿司職人の腕の確かさやアットホームな雰囲気
値段以上に満足出来る品を提供してくれるスタンスはずっと変わらない老舗寿司店
現在は事前予約推奨です
【鮨 佐野家(さのや)】
住所
静岡県富士宮市上井出351
電話番号
0544‐54‐1135
営業時間
11:30~14:00
17:00~22:00
(※昼営業・夜営業は特に臨時休業の可能性あり)
定休日
月曜日・その他不定休
駐車場
あり・無料|店舗前に最大8台(通常6台)
その他
公式HPはこちら⇒Instagram【鮨 佐野家】🔍
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