富士宮市青木の山の麓に1月23日、モダンで素敵な蕎麦屋さんがオープンしました!オープンキッチン越しの大きなネイチャーウインドウからは富士山の姿と…河津桜と菜の花もっ!?
良さそうな蕎麦の為には遠征も厭わない、無類の蕎麦好きダヤン
そんなダヤンから、富士宮市民の皆様に朗報です!
1月23日、富士宮市青木の山の麓の田園地帯に素敵なお蕎麦屋さんがオープンしました!
店名は【そばきり梶原】
お蕎麦と音楽が好きな男性店主が1人で蕎麦を打ち 茹で、1人で天ぷらを揚げ、1人で配膳し、1人で切り盛りしています
東京に出て5年過ごした後地元に戻り、飲食店で働きお蕎麦の修行は富士宮市の大月線沿いにある蕎麦処【和の食彩 天道】で1年半、藤枝の【めぐり庵】で半年、翁や数々の名店とよばれる店にも足蹴く通い『自分の蕎麦』を探して、このほどオープンに漕ぎつけたのだそうです
修行先はご自身であちらこちらに頭を下げ、幾つも幾つも廻ったものの『個人店では教えていられる時間を取るのが難しい』と何軒も断られ、やっと受け入れて頂ける店を見つけたのだとか
お蕎麦だけではなく洋食屋での経験もあるそうなのですが、やはり自分には蕎麦だ!と決めたのだそうです
今日早速頂いて来ましたが、お蕎麦そのもののクオリティーと本気度もさることながら、店舗のつくりがまた素晴らしく良い!
手を出しやすい価格で提供されているのと、靴を脱がなくても良いのがダヤン的には嬉しい
(案外靴を脱いで利用するお蕎麦屋さんって多いですからね)
今日は初日!
蕎麦の限定食数は30食、駐車場は6台分と聴いて1時間以上前に到着したら…早すぎました(笑)
これからはきっと人気店になる事間違いなしのお蕎麦屋さん【そばきり梶原】情報です
メニュー
現在オープニング期間で、店主も慣らし期間…
品数を絞った限定メニューに『現在は』なっています
フルメニューになる見通しはまだ立てていないそうですが、お世話になった方々がオープン直前に試食会に来て下さる予定の前の日は一時、緊張でいつもできている事ができなくなってしまうくらい
一見陽気そうにに見える若い店主は案外 繊細な方だと感じました
慣れてきたら少しづつメニューを増やしていく予定なのだそうです
因みに夜営業(完全予約※夜営業も試行中です)もされていて、ダヤンはInstagramでみた数々の試作お料理を見て夜も来てみたい(日本酒も飲みたい!)とワクワクしています
現在(2025.1.23)メニューは以下☟


全て税込みです
蕎麦は現在30食を予定しているらしいので、もしお替りをする方が多かったら2回転で終わる可能性も…!
もり・天ぷらもり・十割蕎麦ぷりん
今回一番乗りで到着したダヤン(1時間前w)
その後20分後くらいに来た方と席が隣同士になって、その方とお蕎麦に関するお話を色々して楽しかったです
本当にお蕎麦好きなんだな~と思ったのが、提供されて直ぐ全く写真を撮らずに、おもむろに食べられた事!(これが本当の蕎麦好きの食べ方です)
お蕎麦は繊細で、生きているので分単位で乾燥したり延びたりして劣化が始まるのも早いので、頂いたらすぐ食べるのが正解です
ダヤンは…空の笊だけ写真を載せて『美味しかった』とはグルメブログ上言えないので、要所要所でいつもより控えめに写真撮っています(笑)
オーダーが入ると、店主がオーダー表を書きそれに従って料理を作り始めます
カウンター越しのオープンキッチン
店主の背後では窓から富士山が見守っています

蕎麦があがったらすぐに提供できるように、器類を用意してまずは、カウンター席前にある天ぷら鍋に衣をくぐらせた天ぷら種をオーダー毎で揚げて行きます
先に1人客のオーダーが入ったら1人分のみ、3人客が入ったら3人分というようにテーブル毎で作って行くようですね
火が入りにくい天ぷら種に関しては纏めて揚げるのかな?と思ってみていましたが、きっちりきっちりテーブル毎
効率は悪そうですが、9人(席MAX9名)のオーダーが入ったからと言って9名分先に天ぷらを揚げていたら蕎麦があがる頃には天ぷら冷めきっちゃいますものね
かといってお蕎麦先はあり得ないし…
天ぷらが上がったらすぐに蕎麦茹でを始めます
笊で掬い上げ冷水で〆て水切り
オーダーした順番に予っては提供が後になるかと思いますが、手際よく目の前で調理されている店主の動きを見ながら(あ、次は私かな…)と思ってみているのも楽しいものです
今日初めて会って意気投合したお隣の方と(あ、あれ!私たちの分だよ!きっと!)キャッキャキャッキャしていました(笑)

こぶりの蕎麦ざるに盛られた蕎麦は少し緑がかっていて、蕎麦用に『わさびと塩』が載った小皿があるので、1番初めは何も付けずにひとくち
続いてわさびや塩をチョンと付けながらまずは食します
塩は沖縄の塩を使っています

ぶりゅんぶりゅんとした歯応え・弾力と塩味に惹きたてられた仄かな甘みが喉から鼻に抜け…これは期待以上の旨さ!

お隣の仲良くなった利用者の方も『うん、うん!これは美味しいねぇ!』と感心しきり
お蕎麦は香りの良い希少な在来種を使い、オリジナリティーを出すためにブレンド(今回は群馬産と福井産と仰っていました)した蕎麦粉を打ち上げているそうです
汁は本枯れ節の薫りが高い、辛汁
地元では甘口のつけ汁が好まれる中、敢えて濃い口の辛汁よりにしたのも【そばきり梶原】の個性だと思います
塩でお蕎麦を堪能した後は、つけ汁はあまり どっぷりと付けずに食べる事をおすすめします
天ぷら油は綿実油
素材の風味を邪魔せず白い衣でさっくりと揚がっています

天ぷら種は季節で変わるかも知れません
富士宮の…お母様が育てている人参とサツマイモ、ご自身の親戚筋にあたる方が育てている『軸付きしいたけ』とカブ
それとやはり富士宮の西田養鱒のニジマスを使用していました
サツマイモが予め蒸してあって天ぷらにするとホックリしていて美味しかったのと、清水の親戚が栽培しているというシイタケも、珍しい長い軸に隠し包丁細工をしてあるので食べやすく、香りと歯応えが良く、他の素材も勿論美味しかったのですが
特に『ニジマスの天ぷら』がめちゃくちゃジューシーで旨かった!

富士宮の天ぷら盛り合わせはもう『海老』使わず、『地元名産マス』を使用した『富士宮天ぷら盛り』で通して、いいんじゃないっ!?
蕎麦湯は蕎麦湯の為白濁とした蕎麦粉にお湯を注いで作った濃厚なもので、こちらも美味しかった
甘味の『十割蕎麦のぷりん』、こちらも黒蜜とカリッカリに焙煎した蕎麦の実が香ばしくって美味しかった!
(さきっから『美味しかった』しか言ってないw)

外観・店内
山側に住宅が数件並び、周りは田畑で囲まれていて見渡す限りな~ぁんにも遮るものが無く、遠くに見えるのは『富士山』!
富士山をバックに面白い形をした屋根の1ホールの真新しい平屋の建物
この土地は昔おじいさ様が酪農をされていた時の牧場で、その時の牛舎の屋根がこの形をしていて周囲の目を惹いていたので、この屋根の形で店舗を作る事にしたんだとか
(近くに名残があるから探してみて!)

杉板で外壁を作っています
真っ白いショート暖簾、木の引き戸が軽くて良いですね
まだ外構は手を付けていない感じがしますが、お店の中はフラットで広々しているので、2段ほどある階段の横からでもスロープを付けて下されば車いすや足の不自由な方でも気軽に利用ができそうです
店内
静かにヒーリング音楽が流れる店内はオープンキッチン厨房上部に下がり壁があるのみで、天板が無く屋根部分が剥き出しになっているので非常に高さがあるゆったりとした空間になっています
床はコンクリート打ちっぱなし
左手にはガラス窓の蕎麦打ち部屋もありました

店主の後ろ側
カウンター席から見えるネイチャーウインドウからは富士山がばっちり見え…驚いた事に、立派な河津桜が数本植樹されているのが視界に入って来ました
店の駐車場などのサポートをする従妹の方が『おじいちゃんが植えた河津桜』と仰っていたので、この春はピンクの河津桜と…周辺は『菜の花』が桜の時期に咲いて美しい光景が広がるそうです!
富士山と河津桜・満開の菜の花を愛でながら、この最高のお蕎麦を頂けるのは…今年、何月になるのでしょうか?

窓から見える桜の蕾は少し膨らんで見えましたが開花はまだ少し先の様です
夜は夜桜も楽しめるのかしら?
今からワクワクします!
(どうか余り混みませんように!💦)
席はカウンター席が6席
2人用テーブルが2卓で利用者Max10名です

お店のInstagramと店の入口には『1組4名まで』『入店は10歳(ぐらい)以上』と店主からのお願いが書かれていますので、ゆったりと召しあがる事ができる準備がある方は是非お出かけになってみてください

そのページのイラストは『そば切り包丁』に『梶の葉蝶紋の家紋』を併せたもののようで、店主の蕎麦にかける意気込みが伝わってきますよね
きっと将来的にも素晴らしいお店になると思います
アクセス・場所・駐車場情報
ちょっとわかり難い場所で、途中からと店舗敷地に入る手前くらいは対向車のすれ違いもままならない程狭くなっていますので、注意が必要です
もしかしたらその内に、進入経路と退出経路が指定されるかも知れません
場所は、いちご農家【れっどぱーる】から比較的近い(950m・徒歩12分)場所です
富士宮市立富岡小学校角の信号交差点を、白糸富士宮線(県道184号線)経由して西へ向かいます
潤井川を渡り450mほど進むと初めての信号交差点に出ますので、そこを左折
同じく450m畑(田んぼ?)の中を通る道路を道なりに進んで行くと、正面に『コイン精米機』が設置してあるT字に突き当たるので、そこを右折して130mの右手になります
最後の信号を曲がった辺りから道幅が狭くなりますので注意してください
また、帰りは右折して行っても元の富士富士宮線に出る事ができるので、そちらのルートを選択しても良いかと思います
大月線(県道414号線)を利用の場合、『救急センター入口信号交差点』から西へ道なりに行くと白糸富士宮線に出られます
そこからでしたら2.7㎞ほどです
駐車場情報
(現在)近隣の方がご厚意で空き地利用を提供して下さっている様ですが、利用の際にはお店の方へ声かけされると良いかと思います
【そばきり梶原】の専用駐車場は店舗前6台分です
(※追加情報|オープン時の臨時駐車場が3台分そのまま使用できるようになっているそうです)

整地がされていないのと、浄化槽上は車のターンなどで使用の為駐車禁止です
2025年1月23日に2年間の蕎麦修行を終え若い男性店主がひらいた蕎麦処【そばきり梶原】
在来種の蕎麦を主にブレンドしオリジナルな蕎麦屋を目指しています
汁は地元界隈では珍しい辛汁よりで濃いめ
席数10席、駐車場6台9台
小さなお店ながらもモダンで、店内から観える大きなピクチャーウインドウからは富士山や季節の景観が楽しめます
若い活力でこれからが頼もしいお店です
【そばきり梶原】
住所
静岡県富士宮市青木598−2
電話番号
090-9901-9310
(※営業中は繋がらない事あり)
営業時間
昼|11:30〜14:00(L.O)
※蕎麦が終わり次第閉店
夜|17:30〜20:00(L.O)
※予約制
定休日
月曜日・日曜日夜
駐車場
あり・無料|敷地内6台・向かいの空き地に3台
その他
公式HPはこちら⇒Instagram【そばきり梶原】🔍
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