創業39年!めん処3県で修業したご主人夫婦が営む【若竹】で夏に食べたくなる『生そうめん』食べて来た
昭和60年10月にオープン今年で創業39年になる【讃岐うどん若竹】は、還暦を過ぎたご主人と奥様のお二人で回しているうどん店
ご主人は香川県坂出や観音寺、三重県松阪、山梨県富士吉田など、名立たるうどんの産地で修業されてきた方で、今でもご自身でうどんを打ち続けています
だしは日高昆布・本節・鯖節やいりこをベースに四国から取り寄せた醤油を使用し、返しには1週間寝かせかどが取れたものを使用
添加物は一切使用していません
麺も勿論添加物不使用で季節・湿度で加水や塩度を調整し、圧力釜でオーダーが入ってから茹で上げるスタイルをとっている為提供までに少しだけ時間がかかりますが、他店では余り食べた事のないもっちりとした喉越しのうどんを愉しむことができます
今回は、毎年夏になると店の前に出される『そうめん』の幟に惹かれて、陽射しの照り付ける夏日にお邪魔してみました
メニュー
冷たいざるうどんが700円~
焼うどんなど温かいうどんが800円~
老舗のお店ですが、たらこバターやバジル和え、ナポリタン風など変わりうどんもあっておにぎりやおいなりさんの定食、焼肉定食などのご飯ものも取り揃えていてメニューが意外にも豊富!
『生そうめん』のメニューに絞ってみても8種類ありました
今回はダンニャが『トロ天ざる』、ダヤンは『梅そうめん』をオーダーです
梅そうめん
涼し気なガラスの器に透き通た出し汁がたっぷり注がれた『梅そうめん』(900円税込み)※2024年7月現在
トッピングに刻みネギ・青紫蘇・海苔が少しのっていて白ごまが振られています
梅干しは、果肉がクラッシュされた状態で刻み海苔の辺りに微かに見えましたが、丸々な姿は見えず
生そうめんは、蒟蒻麵のような冷麺のような半透明感があり、リフトアップしてみると長いものあり短いものありで長さはバラバラですが1本1本がちゃんとエッジ立ちしていて見るからにのど越しが良さそうで、家で食べるそうめんとは全く違うのがわかります
ひとくち啜ろうとすると…まず、梅の香りと酸味が先に来て、だしの香りが後から追って来ます
これ、梅干し何個使ってるんでしょう?しっかり『梅』!です
冷麺ほどは強くは無いのですが、やはりコシがある麺で美味しい!
食べた後も汁をちょびちょびと飲んでいたくなるような癖になる酸味の『梅生そうめん』
夏の間に他の種類も食べてみたいですね
そうめんは例年10月ごろまで(その年の気候による)提供しているそうです
トロ天ざる
ダンニャがオーダーしたのはトロ天ざる(1900円税込み)
小さなすり鉢にとろろ、つけ汁ともみじおろしなどの薬味
てんつゆと、えび・かにかま・タケノコ・なす・かばちゃ・えのきなど10点もの盛り合わせになった天ぷらがついてきます
天ぷらは白めの厚い衣で、さっくり揚がっているのですが湿気を含みやすいので早めに食べるのをお勧めします
ざるは勿論『そば』でなく『うどん』の笊
見るからにつやっつやしていてもっちりしています
以前はもっとコシが在ったように感じたのですが、私の舌が変ったのか今回はそこまでのコシは感じられませんでしたが、小麦の甘みを感じるのど越しの良いちゅるんちゅるんとした麺です
外観・店内
建物は住居兼の1戸建て2階屋
築年数は経っていますが切妻の堂々とした造りです
実は、定刻に行ってみたら暖簾が出ておらず店内の灯りも付いていなかったので電話をかけてみるも応答なく、諦めて違う店に行こうと相談を始めた所…時間から5分ほどたって暖簾が出て、普通にお迎えされました(笑)
ご夫婦で少しだけ聴こえが悪いようで、大きな声で無いとお話しが通じない時がありますがそこは大目でお願いします
基本は無口なお二人ですが、元々はお話し好きで話が盛り上がると色々お話しをして下さいます
今は、『丸亀製麺』のようにカップに野菜と麺をいれたテイクアウトできる冷たいうどんをやってみたいと考えていらっしゃるそうですが、無添加のおうどんをどのタイミングで利用者が食べるのか判らないので心配だというようなお話しをされていました
店内
店内は、照明器具がそろそろ寿命かな?
昼間でもちょっと薄暗い感じがして、長年の揚げ油の香りが店内に沁みついていて古い店独特の匂いがしますが感染に気を配り丁寧な仕事をされています
今はあまり使われている方は見かけませんが、カウンター席が4つ
4人掛けのテーブル席が5卓
奥には16名が利用できるお座敷席があり、フロアに揃えてある漫画本の数が凄い(笑)
古き良き昭和のお店のいでたちです
特に冷房は効かせてはいませんが、店内を通る風が心地い空調になっています
アクセス・場所・駐車場情報
富士宮バイパス(国道139号線)と、富士宮富士公園線(県道180号線・登山道)が交差する『登山道入り口交差点』を南西に140m下った右手
30mほど奥まった場所になります
駐車場情報
駐車場は店舗前に3台
お店の前を通り過ぎ北へ10数メートル行った左手に10台ほど停められる第2駐車場も完備
看板が出ているので分かり易いと思います
富士宮市の『登山道入り口』近くにある創業39年のうどんと和食のお店【讃岐うどん若竹】
名立たるうどんの名産地で修業したご主人と奥様の2人で運営されています
比較的リーズナブルで豊富なメニューが揃う中、夏場のお勧めは珍しい『生そうめん』!
エッジがたってコシがある、うどん屋さんならではの『生そうめん』は8種のメニューがありどれも食べてみたくなります
【讃岐うどん若竹】
住所
静岡県富士宮市三園平1625
電話番号
0544-23-0464
営業時間
11:00~14:00
土曜日のみ午後営業(17:30頃~20:30)あり
定休日
不定休
駐車場
あり・無料|第1・第2合計13台
その他
公式HPはこちら⇒【讃岐うどん若竹】🔍