とんかつ・ステーキの評判店【とんかつ いとう】!地元民に愛されるとんかつ店は、ハンバーグ・カレーなどもイケる!フライは粗目のパン粉が意外にも優しい食感で油切れも良い
大月線沿いにある老舗のとんかつ・ステーキの店【いとう】
和食のお店かと思いきや、なんとシェフは『フランス料理の志厨協会で現役が受賞できる最高賞の銀賞』を受賞している洋食界の方で
フランスワインがお勧めで、予約すればフランス料理が楽しめる店にもなっています
…と言っても、メニューは親しみやすい和食が中心で平常時は法事客が来ていたり、普通に近所の方がご飯を食べに来たりして賑やかで、『常連さんが多そうですね?』と尋ねると

1度来て貰えたら、皆さん もう常連さんですよ♪
と答えるようなデイリーにも使える庶民的な飲食店です
昭和の古き良き時代の御馳走を思わせる様な懐かしい食事を提供してくれる【とんかつ いとう】で、今回は
『お得な平日ランチ』と、気になる洋食の『ハンバーグ』、お店の名物『海老クリームコロッケ』と、最近個人的に嵌っている『カツカレー』を食べて来たので、そちらをレポ致します
メニュー
お店のショルダーネームが『とんかつ・ステーキ』となっていて、外の大きなメニュー看板にも『ジャンボ海老フライ定食』『とんかつ・ひれかつ定食』『ポークソテー定食』などの、肉定食が先陣をきって並び、丼物・軽食で『カツカレー』『オムライス』『スパゲッティー』が続いている

ブック型メニューを開くと、ステーキ推しとあって先頭に
『スペシャルロースステーキ(4600円)』
『シャリアピンステーキ(4800円)』
『ビーフシチュー(3600円)』
『ビーフカツレツ(4000円)』
と並んでいて(ドヒャ―ッ!!)と思う?かも知れないが、ステーキ専門店で食べたらこんなもんじゃ無いので…『ステーキ』もお値段的にはかなりお値打ちなのだと思います
いきなりで驚いたこちらのメニューは機会を見て追々頂くとして、今回は比較的デイリーに利用できるメニューに焦点を当てて行きます!
フライの定食が1380円~12種、生姜焼きやハンバーグなどの定食が1400円~9種
定食には香の物・小鉢・ご飯と味噌汁がセットになっています

変わっているのが『生姜焼き』は通常豚肉が多いと思うのですが、こちらは『牛肉』っ!!!
『コロッケ』メニューはあるのですが、【いとう】では『コロッケ』と言ったら『海老クリームコロッケ』となっている点!
これらはやはり『洋食』から来ているのかしらね?
噂によると、『海老クリームコロッケ』が【いとう】の名物料理らしいです

その他のメニューでは『カツ丼』『海老丼』『ネギトロ丼』『うなぎ丼』などの丼
天ぷらメニューは無いので、天丼はありません
なぜか『親子丼』もありません
で、カレー・オムライス・スパゲッティー2種・ざるそば!と続きます
う~ん…とっても変わったメニュー構成!(汗)
因みに、平日限定の日替わりランチ1050円(税込み)(※2025年3月現在価格)というメニューもあります
日替わりランチ(1050円税込)
本来の目的は、最近嵌っている『カツカレー』だったのにリーズナブルな値段とその日は『チキンカツ』だとお聴きして(もう1度来ればいっか…)と、日替わりランチに
初心を貫徹せずに後悔する事が多いダヤンですが、これは満足できました

【いとう】のフライに使用しているパン粉は超粗め!
粗めだと揚げ方によっては、口の中に刺さって嫌な思いをしたり、油切れがいまいちで胃もたれする事も体験としてあったのですが【いとう】の衣は、食感サックリ 口の中でほろほろと砕けていき快適♪
使用されていた鶏肉もジューシーで大きく、美味しかったです

ケチャップが端にかけられているのは、洋食の影響でしょうか?
チキンカツをケチャップで食す体験は初めてでしたが、テーブルに岩塩や醤油・ソース・七味・胡椒などが置いてあり好きな調味料で食べられるのが魅力です

ひとくち目になぜか『パイコー』を感じ(んっ?下味まさかの中華パイコー??)って思ったのですが…
実は、付け合わせのサラダの右隅に『もやしのカレーナムル(カレー炒め?)』が忍ばせてあって、それを『パイコーの風味がするっ!』って思ったのだと暫くしてから知りました
このカレー味のもやし炒めって、フライに凄くマッチしますね!
炊きたての白飯はもちろん、お味噌汁も小鉢も薄味で出汁が効いていて非常に美味しかった!
ご飯は基本『普通盛』で、最初の1杯は大盛りが無料で可能なのですが
お替りは100円、お味噌汁のお替りも100円かかります
男性やいつも多めを召しあがる方は、オーダーの際に大盛をお願いすると良いかと思います
カツカレー(海老クリームコロッケ載せ)
平日ランチでとても満足できたのですが、初心の『カツカレー』も忘れていませんよ?
(豚)カツカレーは、並盛で同じ皿にサラダが載って1200円です(※大盛は1350円)
冒頭で『海老クリームコロッケが【いとう】の名物らしい』と書きましたが、この日お店が少し空いていたので特別に、カツカレーに海老クリームコロッケを単品で1つ載せて貰うという暴挙に出てみました(※最終金額は確認忘れました)
お店の混み具合によっては、メニュー外のオーダーは勿論断られますが、【いとう】では『オーダーが立て込んでいないとき』などであれば利用者の要望に沿うような提供の仕方も、されていました
しかしこれはタイミングとお店との要相談ですので、いつもできる訳では無い事をご了承下さい
さて、提供された『カツカレー』がこちら

(今回は特別に名物『海老クリームコロッケ』をトッピング(左端)
Googleマップに投稿された写真をみると、なぜかみんな白っぽいような黄色っぽい様な…今時のスパイスを効かせた様なガツンと来るカレーでは無く、昭和初期に流行った様な懐かしいカレー
実物を見てみるとそこまで白黄色っぽくは感じないのですが、非常にクリーミーで滑らかな優しくとろみのあるカレーです
カツに使用されているお肉は厚さ1㎝あるか無いか程度の厚みですが、スプーンで切り分けられるくらいの柔らかさを残していて、5切れほどにカットしてありました
因みに裏技として紹介すると…ここのカレー、卓上にある『とんかつソース』をかけて食べてもイケます!

そう言えば、昔父が家でカレーを食べる時ソースをかけていて(ウゲッ!)って幼心に思ったのですが…ソースをかけて『おいしい』と思ったカレーは現在【いとう】のカレーだけですね
今回特別に『カツカレー』に載せて貰った『海老クリームコロッケ』にはタルタルがかけられていて、かぶりついてみると…中からぷりっとした芝海老が丸ごとゴロゴロと出てきて来ました

ぽってりとしたホワイトソースが絡んでいて、これも美味!
海老クリームコロッケカレーがメニューにあったら良いのに…
ハンバーグ(マッシュルーム)定食(1450円)
ハンバーグメニューは『大根おろしとしそがトッピングされた和風』と『デミグラスソースのマッシュルームハンバーグ』があり、1枚は200gくらいありそうな大きさで熱した鉄板皿でソースをグツグツと言わせながらの提供となります

この大きさでもかなり満足なのですが、Wハンバーグなるものもメニューにありますのでたくさん食べたい方はそちらを是非(笑)!
大きなスライスマッシュルームがたくさん載っていて見るからに美味しそうなハンバーグ!

白飯にワンバンして頂くと、ご飯がもりもり進みます
柔らかくジューシーでバターの香りがする、こちらのメニューもどこか懐かしい昭和の御馳走タイプのハンバーグでした
外観・店内
いぶし瓦の入母屋根の和風の建物です
年季は入っていますが、お店の周りの鉢や花壇がちゃんと手入れされています
最近特に思うのですが、店回りを綺麗にしているお店は接客が特に良いように感じます

店回りは料理とは直接関係無いのですが、そこに労力と気を回す事で利用者へのもてなしの心が現れているからなのでは無いかと思っています
味覚は気持ちに左右されやすいので、こういう所も大事ですね
駐車場の脇に大きな電光掲示型の看板が建っていて、昼よりも夜の方が目立っていました

店内
単身だと利用しにくそうなイメージがある和食店ですが【いとう】には、3席のみですがオープンキチンに向いたカウンター席があります

後は座敷・小上がりで4名席が5卓、6名席が4卓となっていて、一部掘りごたつ式を設えてあります

座敷・小上がり席は結構高さがありますので小さなお子さんを連れての利用の際には転落等に注意してください
団体は30名様まで可能なのだそうです
レジの左上に、シェフのフランス料理の志厨協会からの受賞証が飾られていました

アクセス・場所・駐車場情報
大月線と呼ばれている、富士市伝法と富士宮市朝霧までを繋ぐ県道414号線沿い
富士宮駅方面から来て1.9㎞の右手になります
近くには『カインズ富士宮小泉店』があり、少し前に紹介した【焼きたてのカルビ富士宮店】は【いとう】から見えるくらいの場所
大月線沿いにはもう少し富士市側に進むと【串かつ ばく】があり、富士宮バイパスと交通量を2分するような主要道路になっています
飲食店以外の店も多く立ち並び、見落としてしまいそうになりますが『看板を目印』にされていくと良いかと思います
駐車場情報
幹線沿いに建つ【とんかつ いとう】の駐車場は、建物北側と東側にL字で囲むような形で駐車場が設けられています
東側は傾斜があり少し狭いのですが、細い私道に面している為余裕を持って停める事ができます
とんかつ、ステーキからハンバーグ・オムライス・スパゲッティーまでも取り揃える【とんかつ いとう】のオーナーシェフは、フランス料理の志厨協会で現役が受賞できる最高賞の銀賞を受賞している洋食界の方
フライは超粗目のパン粉を使用しているが油切れが良く、口の中にも優しいサックリとした食感が特徴
料理は昭和の古き良き時代の御馳走を思わせる様な懐かしい味で、店内接客もフレンドリー
【とんかつ いとう】
住所
静岡県富士宮市小泉622−18
電話番号
0544‐23‐4593
営業時間
11:00~14:00
16:30~20:00
定休日
月曜日(※祝日等により休み移動・臨時休業あり)
駐車場
あり・無料|店舗北側東側に10台
その他
公式HPはこちら⇒【とんかつ いとう】🔍
スポンサーリンク|当サイトはアドセンス・アフィリエイトの広告主から支払われる広告収入を主な収入源として運営しています

