2025年の夏の繭玉【繭玉茶寮】が7月16日開始!今年は席予約必須か?!10月以降の【繭玉】は完全予約制懐石に戻らず、予約不要の食数限定古民家カフェとして営業予定
森の奥にひっそりと佇む古民家リノベーション完全予約制食事処【繭玉(まゆだま)】が、夏の恒例営業形態【繭玉茶寮(まゆだまさりょう)】を、7月16日から始めました
例年ですと9月頃まで【繭玉】は【繭玉茶寮】という、予約の要らないかき氷と軽食の茶寮として営業した後、再び完全予約コース懐石の【繭玉】に戻るのですが
今年からは夏営業の【繭玉茶寮】が終わっても予約制懐石料理店には戻らず、10月から食数限定メニューを扱う、予約不要の古民家カフェ【繭玉】としてリニューアルオープンするという告知がありました

10月にリニューアルオープン予定
以前の【繭玉】の懐石料理コースは大人気でしかも、予約を入れられる日が決まっていて、タイミングを逃すとなかなか取れない事でもファンの間では昔から有名でした
リニューアルする古民家カフェのメニューはどんな風になるのかは検討中なので、Instagramを定期的に見て於いて欲しい!と言う事です
今までは予約を取るのは難攻不落でも、予約を取ってしまえば安心して出かけられる
それが、予約が要らない!でも食数は限定ってなったら…😳!
現地争奪戦、勃発っ!😇
今日も雨が激しく降ったり止んだりのこんな不安定な天気の日に、解禁日だとは言え来客はそう多くは無いだろうと高を括っていたのですが
なんと!
開店直後でも5テーブル中3テーブルが『予約が入って既に埋まっている』という状態!😱
予約が要らない【繭玉茶寮】でも席予約ができるみたいなので、行く日が決まったら予約推奨です!
(結局予約w)
メニュー
【繭玉茶寮】の名物は何と言っても『かき氷』!

自家製シロップがたっぷり添付されてくるかき氷は圧巻で、ダヤンは来る度来る度『かき氷』ばかりを頼んでいたのですが、かき氷メニューのラインナップに昨年と変化が無かったのと
天気も余り良くなく少し肌寒ささえ感じたので
今日はかき氷は辞め、前から食べてみたかった『とろろ膳』と『はちみつ寒天』をチョイスしてみました

食事メニューは3種類ありますが、どれも量的は非常に軽く女性向け
食べ盛りの若い男性では『食事メニュー』だけではちょっと物足りないかも知れません
今日来店されていた方達も、マダムのグループやちょっと落ち着いた年齢のカップルが多かった気がします
食事メニューもしくはかき氷をオーダーすると、飲み物が100円引きでオーダーできるサービスがあります
ドリンクは約8時間かけて抽出したという繭玉オリジナルブレンドコーヒーの『ダッチコーヒー』は杯数が限られているので、要チェックです
とろろ膳(1600円)
非常に粘りの強い自然薯を、『味噌出汁』『昆布だし』の出汁で溶いた2種類のとろろ汁が頂けます

トッピングに小口切ネギと海藻
ご飯は麦飯に栄養価の高いキヌアを混ぜ込んでいて、ぷちぷちとした食感が楽しくヘルシーな膳
箸休めに味を濃く煮付けた伽羅ぶきと肉の炒め煮が少量
色合いが美しい野菜の酢漬け
味噌出汁は自家製味噌かしら?味噌の薫りが濃厚だけれど塩味は薄めで自然薯の旨味が感じられ、昆布だしは更に薄味

美味しいけれど、『とろろ膳』と言う事もあって『あっ!』という間に食べ終わってしまいます
はちみつ寒天※クリームあんみつ(700円)
10㎝四方の四角い陶器の底に2~3㎝ほどの厚さで、自家養蜂の生はちみつを加えた滑らかでコクがある甘さの寒天を流し込んであります

その上に、フルーツやわらび餅が載せられていて、アイスクリームにはお抹茶の粉がかけられています
これだけでも美味しいのですが、濃厚な黒蜜をかけて食べると更に美味しい!

食事の後でかき氷を食べるとアップアップになってしまうのですが、とろろ膳とあんみつの組み合わせはダヤン的に丁度いい腹持ちになりました
本当は後、熱い日本茶があると非常に嬉しいのだけれど…
【繭玉茶寮】のサービスはウオータージャグに入った、セルフのレモン水のみになっています
外観・店内
敷地の入口には見上げる様な高さの立派な長屋門が建っており、1枚の布が畳1畳分ではなかろうかと思えるような深紅の布3枚を繋げ、繭玉のシンボルマークを白抜きであしらった暖簾が
長屋門をくぐる風でそよいでいます

長屋門を抜けると、左手の奥深い山をバックにポツンと佇むどっしりとした1軒の古民家
江戸時代から富士山麓で養蚕農家を営んでいた住宅で、築160余も経っているそうです

富士宮市の比較的街中に近い小泉のお家で、オーナーである娘さんとそのお母様のお2人が2003年から始められた【繭玉】は、もっと自然に囲まれ四季を五感で感じられる場所でお客様をお迎えしたいと、2010年に店主の生家であるこの古民家をリノベーションして開業
真冬には富士山麓である為に、交通の便の影響(雪や凍結)でお店を閉めざるを得なくなりましたが、ファンが絶え間なく訪れ、予約もいつも埋まっている様な人気店です

この雰囲気は街中では到底、出せませんよね
リトリート効果抜群です
店内
広く綺麗に手入れされたお庭を見ながら奥へ歩みを進めていきます
大きくせり出したテラス席は本日豪雨予報だった為か利用不可で、真っ赤な毛氈も撤去してありました
テラス席の向こう側が入口になっています
引き戸を引いて中に入ると…広―――――い『土間』になっています
以前は入口の右側で受付や会計が行われていましたが、今は履物を脱いで(※しまう所はありません)室内履きに履き替えた先の右側で『セルフオーダー表の記入』『料金先払い』の手続きを済ませて、指定された席に着席となります

希望メニューにチェックを入れ、囲炉裏の先の『ご注文口』で先に支払い
養蚕農家の痕跡があちらこちらに残る店内は、剥きだした柱の位置が低い所もあるので背の高い方は注意が必要です
ピカピカな飴色に磨き上げられた床・着物の帯や掛け軸・古タンスなどが置かれ古き良き時代の日本文化が随所に感じられる素晴らしい造りになっています

料理はスタッフさんが席まで運んで下さいますが、食器を片すのとお冷はセルフ
食べ終わった食器は、お冷を入れたウォータージャグが置かれたテーブルの裏側に『返却テーブル』が用意されています
アクセス・場所・駐車場情報
JR富士宮駅から富士山麓方面へ向かって10.3㎞
富士白糸滝公園線(国道469号線・県道72号線)を外れると、ますます周囲には建物が無くなりひたすら森の中を目的地に向かうような心細い環境の経路を通って行きますので、自動車以外の交通手段は(元々ここまで来れる公共交通機関はありませんがw)お勧めできません
富士白糸滝公園線を富士宮市方面から富士市方面へ向かって行くと、分岐が現れます
Googleマップで経路を検索すると、右折れ指示が出るかも知れませんが右に折れても左へ逸れても富士白糸滝公園線下で直ぐに合流するので大丈夫です
途中途中【繭玉】で建てた古木の黒い看板が道しるべがありますので、それを確認しながら1.5㎞森の中の1車線道路(ところどころガタガタしていますが、一応舗装されてはいます)を進んで行くと、最後の看板の『この場所』が現れます

ここを右折して道なりに暫く行くと…【繭玉】の駐車場が見えて来ます
こんな人気の無い森の中の道路だから大丈夫だろうと、(特に帰りの車は下り坂なので)スピードを出して走行してくる車が多いので、往来には気を付けて下さい
駐車場情報
『長屋門』の奥や脇から敷地に入る事は出来ません
長屋門手前に設えられた駐車場が道路沿いに3か所ほどありますので、停めやすい場所に駐車してください

10数台は停められるようになっていますが、一番近い場所に停められたとしても店舗までは15mほど歩いて行かなければなりません
もうひとつ注意事項ですが、電波状況が壊滅的に悪いです(汗)
1人で行かれる場合は書籍などを1冊持って行かれると良いかも知れません
また、テラス席が解放された折には防虫対策必須です
ペットは不可
小さなお子様連れに関してはお店からのQ&Aの一読をお願い致します
懐石コースが人気の古民家【繭玉】の夏営業【繭玉茶寮】が7月16日始まりました
かき氷・軽い食事メニュー・ドリンク・甘味の提供があります
江戸時代から続く築160年余の古民家をリノベーションした静かな空間で、上質な時間を過ごせます
【繭玉(茶寮)まゆだまさりょう】
住所
静岡県富士宮市粟倉435
電話番号
0544‐23‐5981
営業時間
11:30~16:00
定休日
日・月・火曜日と第3土曜日
駐車場
あり・無料|長屋門前周辺に10台ほど
その他
公式HPはこちら⇒【繭玉】🔍
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