アンジュローブ(Ange Robe)|小さなパティスリーの小さなカフェスペースで噂のシュークリーム!

富士宮市【カフェ&アンジュローブ(Ange Robe)】シュークリームが絶品と聴いて行ってみました!ダヤンテールblog 富士宮市スイーツ

吉原から静岡、そして富士宮で!1年の休業期間を経て再始動の【アンジュローブ】店内で、クリームが美味しいと噂のシュークリーム頂いてみました

Xのフォロワー様から、富士宮市のパティスリー【カフェ&ケーキ AngeRobe(アンジュローブ)】が営業再開したー!と報告がありました

店名は以前から聴いた事はあったのですが、実はダヤン1度も行った事が無かった小さなパティスリーで、行った方曰く『クリームが絶品!特にシュークリームが秀逸』との感想多数

さっそく行ってみる事にしました

富士市吉原から静岡市での営業を経て、富士宮市の奥さんの実家であるこの場所へ移転した【アンジュローブ】さんは創業35年の老舗

ご夫婦お2人でお店を回して来ましたが、2024年2月から今年2月までフラットになる為に1年間閉店

現在は奥様の体調が思わしくなく再営業開始からは、70代のオーナーパティシエのご主人お1人で回しています

それに伴い、以前は開店時間が一般的なパティスリーより早めでしたが営業時間を『10時半から18時半』に改定し、定休日も月・火曜と増やしての営業形態としたそうです

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メニュー

以前は17~18種ほどのメニューを展開していましたが、現在は9種に抑えて販売しています

HPを見て本当はテンペを使った焼菓子、オーダーが入ってから焼きあげるクレームブリュレなども在ったら購入したいと思っていたのですが、そちらの商品は現在は時間と原料や器の関係で取り扱いが無く、古い情報が載ったままの外部委託のHPも早めに改定したいとの事でした

モノづくりが好きなオーナーは、パンを焼いてモーニング提供もしてみたいと考えているのですが、伺ってみると1日のタイムスケジュール的に現在カツカツな状態(汗)

この先がまだ不透明な上、やり始めるのならいい加減な事はしたくないので、奥様の体調回復のタイミング等見てこの先を考えていきたいと思っているのだそうです

現在の取り扱いメニューは、焼菓子が14~15種類と、『お宮げポテト』というカップに入った鳴門金時・安穏芋・紫芋を使用したスイートポテトの様なテイクアウト・お持たせ向け商品

ケーキは『チョコロール』『ブラジルプリン』『チーズのタルト』『スフレチーズケーキ』『バナナタルト』『シュークリーム』『いちごショートケーキ』『いちごタルト』『ショコラアンジュ』というラインナップでした

富士宮市【カフェ&アンジュローブ(Ange Robe)】シュークリームが絶品と聴いて行ってみました!ダヤンテールblog
再開後の現在は搾ったメニューで提供

現在のパティスリーディスプレイの主流が、コンパクトなショーケースに受け皿を使用しないで密集して並べて行くタイプになっているので

以前の種類を多く扱っていた時代の大型ショーケースに大皿を並べた状態で、種類も絞った陳列は、少し寂しい印象がありましたが

まだ復活して数日

以前はクリエイターさんの商品委託なども請け負っていたそうですが、この先どのように売り場を展開いくか思案中なのだそうです

店内には小さなイートインスペースがあり、ドリンクは『珈琲』か『紅茶』を用意できる(※ケーキセットなら300円・単体だと400円)との事でした

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小さなイートインスペースが2卓あり、ドリンクは珈琲か紅茶が用意できます

シュークリーム(280円込)

店内では、フォロワーさんから美味しいとお勧めがあった『シュークリーム』を頂いてみました

少し 小ぶりのシュークリームは、粉砂糖を纏った元祖クッキーシュー!

富士宮市【カフェ&アンジュローブ(Ange Robe)】シュークリームが絶品と聴いて行ってみました!ダヤンテールblog
フォロワーさんからプッシュされていた『シュークリーム』

まだシュークリームが『ふわふわ皮』主流だった中で、【アンジュローブ】吉原時代に既に『クッキーシュー』を採用

当時の地元の他パティスリーも『うちも(その皮)使ってみたいけれど、良いかなっ!?』と、相談を受けたそうです

食べてみると、今のよくあるクッキーシューの様なザクザクした感じはないのですが、通常生地とクッキーとの間の様な軽い食感で、クリームとよく合います

富士宮市【カフェ&アンジュローブ(Ange Robe)】シュークリームが絶品と聴いて行ってみました!ダヤンテールblog
今時のザクザクッ!とした感じは無いが、
ノーマルとクッキーの間の様な存在感があるシュー生地

そして、この中のクリームが噂通り『他ではちょっと食べた事が無い』異次元感覚のクリーム

見た目は普通にバニラビーンズが少し入った、かなり粘度があるカスタードクリーム

頂いてみると…(あれ?とろんとした濃い練乳??)と思えるようなミルキーさと香り!

勿論、練乳は不使用で主原材料は卵と生クリーム

それと隠し味にオレンジリキュールを使用しているんですって

イートインではフォークを添えて下さったけれど、持って手で食べちゃった方が早いとばかりに店ではガブリッ!とかぶりついていました

指に付いたクリームも愛しい感じでいつまでも舐めていたい!(笑)

富士宮市【カフェ&アンジュローブ(Ange Robe)】シュークリームが絶品と聴いて行ってみました!ダヤンテールblog
確かに、今まで食べた事があるカスタードと微かに違う

単純な素材の組み合わせで作るシュークリームだからこそ、誤魔化しが効かずストレートに作り手の想いが伝わる、懐かしくも斬新な風味を感じられました

これはリピ確!

珈琲はブラックで頂きましたが、たっぷりな量でシュークリームと素敵にマリアージュしていました

ショコラアンジュ(510円込)

迷ったら、お店の名前が付いている商品を選べってバッチャンが言って……は、いませんでしたが

ショーケースの一番隅にディスプレイされていた『ショコラアンジュ』のグラサージュショコラの光沢が美しくって、ダンニャへのお土産にテイクアウトで『美味しかったシュークリーム』の他にこちらもチョイス

富士宮市【カフェ&アンジュローブ(Ange Robe)】シュークリームが絶品と聴いて行ってみました!ダヤンテールblog
店名を冠した『ショコラアンジュ』

俗にいう『オペラ』タイプのチョコレートケーキですね

グラサージュショコラもゼラチンを用いて1から手作り、こちらのクリームも濃厚で8層のグラデーションを描いた生地も、しっとりとしています

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スイーツ老舗あるあるで、全体的にケーキのビジュアルは今風のインスタ映えするような、華やかでお洒落なタイプではありませんでしたが、スポンジやクリームはオープン当初から時代を先取りして来たんだと感じました

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外観・店内

プロバンス地方の建物のようなサーモンピンクに近いオレンジ色の店舗

上部が波打ったような造形をしていて個性的です

富士宮市【カフェ&アンジュローブ(Ange Robe)】シュークリームが絶品と聴いて行ってみました!ダヤンテールblog
駐車場は南側、入り口は東側にあります

お母さまがお歳を召して来て、子供たちの誰かと富士宮で一緒に暮らしたいとの要望に応える事ができたのが、静岡でパティスリーを営んでいた【アンジュローブ】のご夫婦だったのだそうです

富士宮でお店を開くにあたって、お母さまと同じく周辺住民の方は高齢の方が多い住宅街の片隅なので、その方たちに喜んで貰えるよう、建築士さんに要望を伝えお店を作られたのだそうです

建物は幹線側が壁で、入り口は東側にありました

店内

大きな木製のドアを開けると、淡いベージュの優しい雰囲気の店内

天井には小型のホワイトアンティーク調のシャンデリアが提げられていて、南側の小さな窓から暖かな陽射しが細くふわりと差し込んでいました

富士宮市【カフェ&アンジュローブ(Ange Robe)】シュークリームが絶品と聴いて行ってみました!ダヤンテールblog
優しい採光で落ち着ける店内

正面には大型の3段のガラス張りチルドショーケース

焼菓子も別棚に陳列していたものを、前面のチルドショーケース周辺に集約していて販売しています

以前はクリエイターさんの作品も販売していた事もあったとの事ですが、震災があった時怖くなり辞めてしまったのだそうで、収納するものが無くなった空のウッドボードが手持無沙汰な感じでした

店内には2テーブルの小さなイートイン席があり、腰掛けてキョロキョロしているとウッドボードの上に面白いものを発見!

『リトルジャマー』と呼ばれる、専用カセットの音楽に連動して機械仕掛けの小さな伴奏者が楽器を演奏するカラクリギミック

富士宮市【カフェ&アンジュローブ(Ange Robe)】シュークリームが絶品と聴いて行ってみました!ダヤンテールblog
『リトルジャマー』と言われる音楽に合わせ動くギミック
1日見ていても飽きない

よくできていて、1日見ていても飽きない!

このオブジェは評判で、特に子供と男性が興味津々で見て行くらしいです

お話好きなオーナーから色々と話を伺うと

タレントの片岡〇太郎さんの同級生(幼馴染)である【アンジュローブ】のオーナーの元に、『芸能人の幼馴染の今をドキュメントする番組』のTV取材があり、それが縁で〇太郎さんが久しぶり!と逢いに来てくれてメル友になり、芸術家でもある彼の作品が店内に飾ってあったり

件のリトルジャマーも、とある男性の就活のお世話をした縁で、そこの会社に就職した男性がプレゼントをして下さったものなのだとか

小さな【アンジュローブ】の店内は、オーナー夫妻のお人柄に絡んだ人たちの想いで溢れていました

そういえば、【アンジュローブ】再開の情報を下さったフォロワーさんも、お店に出すお菓子の実践指導を【アンジュローブ】から受けた縁で繋がっていました

【アンジュローブ(Ange Robe)】の意味は『天使の衣』

店内外にいる天使画も暖かく柔らかな笑顔で、【アンジュローブ】に来た人たちにふわりとご縁を繋いでいるかのようでした

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アクセス・場所・駐車場情報

実は【アンジュローブ】は、富士宮バイパスと大月線を東西で繋ぐ『北町阿幸地線』のすぐ北側を『への字』に走る副道沿いでお店を構えているので、ダヤンと同じように『聴いた事はあるけど見かけたことが無い』方がいらっしゃると思います

周辺には古くからある住宅街

富士宮バイパス(国道139号線)を小泉(富士市)方面から、朝霧・白糸の滝方面へ北上
『阿幸地信号交差点』を左折

550mほど西へ向かうと、右角にデイリーヤマザキがある信号交差点に出るのでそこを右折

50m進むと右手に清水銀行があり、信号はありませんが右折する道と交差するので、そこを右折

50m進んだ左手が【アンジュローブ】です

駐車場情報

店舗前(南側)に5台停められる駐車場を完備しています

富士宮市【カフェ&アンジュローブ(Ange Robe)】シュークリームが絶品と聴いて行ってみました!ダヤンテールblog
建物南側に5台分完備

CHECKPOINT
富士市から静岡市へ、そして現在は富士宮市でオーナーパティシエがお一人でお店を切り盛りしている小さなパティスリー【カフェ&ケーキ AngeRobe(アンジュローブ)】
最近まで1年間お店を休業していて再営業を始めたばかりです
柔らかな雰囲気の店内は、オーナー夫妻の人柄を表すように所縁の人たちが贈ったアイテムが多く飾られています
ケーキは現在9種ほど
お勧めはクッキーシューの走りである『シュークリーム』!
イートインが可能な小さなカフェスペースあり

【カフェ&ケーキ AngeRobe(アンジュローブ)】
 住所
静岡県富士宮市城北町481
 電話番号
0544-26-4511
 営業時間
10:30~18:30
 定休日
月曜日・火曜日
 駐車場
あり・無料|店舗南側5台
 その他
公式HPはこちら⇒【アンジュローブ🔍

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ライター
ダヤンテール
ダヤンテール

食品の製造・営業・販売の仕事を経て、現在は食品の衛生管理・検査をする仕事に従事しています

25年以上の地元飲食物との関りを活かし、富士富士宮の逸品や地方都市ならではの良さがある飲食店、お値段以上の満足・クオリティーを感じる店を、忖度無しの立場で紹介します

静岡県東部地域局(富士山美観回廊遊食ネットワーク)協賛ブログ
富士山周辺(山梨県・静岡県東部・伊豆)【今日はどこ行く?何食べる?】は2018年11月から掲載継続中

2024年6月から新たに開始した妹ブログ【グルメグ】では、アジア太平洋地域の旅行者が注目する旅行先第4位にもなった生まれ育った富士・富士宮市のおすすめ飲食・逸品情報を限定して発信しています

静岡県富士宮市生まれ在住
女性・昭和生まれ・おうし座・A型
爆盛りと脂身と牡蠣が苦手
古民家・富士山・ボタニカルカフェをこよなく愛し
『お値段以上のなにか』を求めて現地に赴き、週末メインで活動中!

趣味|ビーチコーミング・釣り・トレッキング・グルメ巡り

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