巨大窓の向こうに富士山の絶景テラス!7月にオープンしたペット同伴OKの奇抜な建物【カフェシゼン】海外レストランの様なゆったりしたお洒落カフェ
朝霧地区で自社栽培したブドウを加工するワイナリーの【富士山ワイナリー】敷地内に、2024年7月
自慢の自社ワインや地元朝霧地区の食材をメインとしたボリュームたっぷりの料理を愉しめるカフェレストラン【カフェシゼン(Cafe SHIZEN)】がオープンしました
Cafe建物の、もはや『窓』という表現であっているのかも分からない様な形状と大きさの、ガラスが貼られているのが信じられない程巨大でクリアな『窓』からは、壮大な富士の景観が間近で見られ
天井が高くコンクリートたたきのホール席は、ペット連れ可能でゆとりのある空間
ドリンクはワインだけではなく、ノンアル・コーヒーなども用意されていて、無料会員に登録するとボトルワインが割引価格で購入できる特典もあり、早速ダヤン家でもクリスマス用に購入しました
景観のスケール、料理のスタイル、雰囲気などまるで海外のレストランにでも来たような感じの素敵なお店です
メニュー
メニューは富士宮市の食材の宝庫、朝霧の豊富な食材(豚肉、卵、果物、野菜、ヨーグルト、お茶、蜂蜜、ミネラルウォーター…など)をふんだんに使用!
ワインは隣接する自社ワイナリーからのもので(1部の品は輸入のち瓶詰を自社にて)、自社のブドウ園で栽培されたブドウを使用して作られていて、ワイナリーの無料見学や無料のワインテイスティングも提供しているそうです
ワインはノンアルコール版を含めグラスやボトルで楽しめる他、地元で作られたクラフトビールも取り揃えています
メニューを見ると、フードとソフトドリンクをチョイスしただけで1200~2000円近くまで金額が行ってしまい割高に感じるかも知れませんが、実はメニューに写真が付いていないのがミソで想像以上の『凄いやつ』が出て来る!(笑)
中にはコメダ珈琲店よろしく『説明と全然違う逆詐欺』的なメニューも存在するので、是非とも驚いて欲しい(驚きましたw)
調理を担当しているシェフは現在お1人
月・火はいらっしゃらないのでレストランは営業していてもフードメニューの提供は現在していないとの事
(料理提供も込み具合によっては結構待つことも)
また、店内が混んでいなければドリンクも一部フードも(※フードに関してはすぐ食べてもらえる事前提)テイクアウト可能らしいのですが、オープンから半年足らずで既に40席ある店内席に待ち客が発生するほどの人気ぶりなのでご注意を!
席は予約(貸し切り)可能で、週末は特に予約をしないふらっと来ての利用はそろそろ難しくなりそうな予感がする
メニューに英語表記がある様に、語学に堪能なスタッフもいるのでインバウンドの利用者も安心して利用出来そうだ
ワイナリー併設だけあってドリンクはアルコール推しだが、ここへ来る過程ではおそらく自家用車・バイク・自転車などを利用する方が多いと思う
ドライバーがアルコールを飲めなくても残念に思わないクオリティーのノンアルカクテル風ワインも用意されている所も嬉しいポイントだ
オーダーしたもの
ダンニャは『ホットドック』が希望、ダヤンは『たまごサンド』が食べたい!
で、お腹がペコペコだったのでもうちょっと食べられるかな~とスタッフさんに『前菜5種盛り』のビジュアルを伺ったところ、皿の大きさ・前菜の種類盛り方から2人でも食べられそうだと判断しオーダーしたのですが…凄いのが出て来ました!(笑)
前菜5種盛り(1650円込)
『このくらいの大きさの皿に、キャロットラペなどの前菜がこのくらいづつ…』
という説明で提供されたこちら、皿の大きさは説明通りだったのだけれど『今日はちょっと盛り過ぎちゃいました…』って…
5種盛りとはっ…!?
という根柢の問題から入るこの盛りっぷり!(予想外w)
何品目あるか数えるのも大変なくらいたくさんの前菜が盛り付けられていて、そのどれもが美味しそうなことっ!
え?でも、待って!配膳、間違ってない?!いいのっ?これを頂いてしまって!…
(小心者の心の叫び)
例えばブランチなら、この前菜盛とドリンクセレクション(後程説明)を2人でシェアしたらそれだけでも量的にも感覚的にも満足できちゃいそうな1皿です
(前菜の域を超越しています)
野菜が多いのが救い(?)で、案外完食できちゃいましたが(爆)
小さなパンにパテやチーズなんかを載せて食べるのが楽しく、会話が弾む華やかなメニューでした
ブラッターチーズと井出農園トマトのサラダ(1650円)
井出農園は最近『トマト狩り』で行った事がある場所で、トマトの旨さは体感済み!
ここへ来る前に山梨で温泉に入って来たので喉も乾いていて、フレッシュなトマトを食べたいな~とオーダーした一品
たっぷりのオリーブオイルにソルト、つめた~く冷やし軽く油通しされたプチトマトとクリーミーなブラッターチーズ
その周りを彩るバジルやディルやエディブルフラワーetc
何度か外食でカプレーゼを食した事がありますが、この見目は可愛らしさもボリュームも1番ですね!
気が付いたら、ダヤン取り皿の存在も忘れて1人で抱え込んで食べていました
ゴトウさんの卵を使った卵サンド(1210円込)
前菜盛りとカプレーゼを食べていると…『ゴトウさんの卵を使った卵サンド』が運ばれて来ました
ちょと…待って…(笑)
グリーンサラダの盛りっぷりも凄いんですが、この大量の卵フィリング見て下さいよっ!
『サンドイッチ』として挟んで持ち上げて食べるのは危険なので、オープンサンドの様に1枚ずつパンを剥がして食べる事に
卵がごろっごろしてます
そして、パンが風味があって肌理細かくて美味しいですね!
先程の前菜に使われていたミニパンも美味しかったのですが、このサンドイッチに使われているパンも旨い!
自家製なのかな~??
癖の無い自家製ドレッシングをかけてグリーンサラダも、もりもり頂きます
朝霧放牧ポークのホットドッグ(990円込)
『残すところホットドッグだけだけれど…サンドイッチくらいのボリュームがあったら、ダメかも(笑)知れない…』
そんな話をしていると頃へ、ホットドッグ登場~
可愛くてボリュームあるけど、このくらいなら…(感覚バグって来ましたw)
と思ってシェアしようと、ナイフで切ってみると…
ちょっと、待って?!
(これ何回目のちょっと待ってっ!?w)
ウインナーの下、パンの切れ目に大量の挽肉のそぼろが詰め込まれていますよ!😂
ハーブが効いていてこの そぼろもウインナーも、やっぱりパンも美味しかったけれどもうお腹が危険水域w
どの料理も美味しくって、とにかくビジュアルが華やかでボリュームが半端ないっ!
本来デザートまでいつもはオーダーしてしまうのですが、今回はデザートオーダーして於かなくって良かったと思いました(笑)
隣のテーブルではデザート頼まれていて美味しそうでしたが…デザートはまたの機会にコーヒーと一緒に頼みたいと思います
ノンアルコールセレクション(1110円込)
自家用車で来店すると、ドライバーはせっかくのワインが飲めません(汗)
そんな時におすすめなのが、この『ノンアルコールセレクション』
風味の異なる3種のノンアルワイン風カクテルが楽しめます
利用者のテーブルを見ると、かなりの確率でこちらをオーダーされている人気メニューでした
形の異なるグラスに『ガルナッチャ風ノンアル赤ワイン』『パッションフルーツとシャルドネのノンアル』『お茶のノンアルカクテル』の3種が注がれていて、其々にエディブルフラワー・輪切りレモンのシロップ漬け・ミントの葉が浮かべてあり、見た目もとってもオシャレで香りがいい!
今回初訪で量的なものが判らず、少し頼み過ぎてしまったきらいがありましたが、どのメニューも驚きや感動があり華やかで、利用者の気分がグンッ!とあがり楽しい食事ができる事間違いないと思いました
秋晴れの刻々と色味が変化していく富士山を鑑賞しながら、温かい室内で極上のランチ頂けました
外観・店内
国道139号線から逸れ、森の中へ向かう細い道を進んで行った先にある拓けた土地に、突然出現する奇抜な建物
四方を山や森に囲まれた中に金属と木材でできた人工的異物感…と思いきや、これが意外にもしっくりと収まっていて日本では余り目にすることのない風景が広がっています
この建物は建築家『遠藤秀平氏』が手掛けたものと言う事で、店内には氏の作品画像集が置かれていて拝見させて頂きました
土木用のコルゲート鋼板を巧みに利用し美しい曲線を描いた建物を得意としている方で、【カフェシゼン】にもこの技法を用いているようです
常々『飲食店の外観や内装は食事シーンのラッピングだ』と思っているダヤンにとって、本当に『ラッピング』されている様な建物に出逢ったことは衝撃でした
駐車場から降りて、アプローチを通って建物へ
【カフェシゼン】の左端はトイレになっていて、更に左奥には以前醸造・販売所として機能していた『富士山ワイナリー』があり、2020年21年の記憶を掘り越して見ると…確かにその建物だったのは間違いなかった(スタッフさんに言われて気付くw)
【カフェシゼン】の建物は1年ほど前に建てられ、今年7月にカフェとしてオープンしたのだそうだ
正面には『テイクアウト』と書かれた腰高窓
テイクアウトの受け渡しはここで行われるのだろう
テイクアウト受け渡し口の右手に、自然朴をドアノブに利用した木枠のガラス扉があるので、そこから店内に入る
店内
店内はコンクリート打ちっぱなしの土間
段差が無く入り口も広い為、ペット連れ・車椅子の入店も可能
左手にはレジカウンター
右手は…
突当りは開け放たれた空間の様に見えるが、一面にガラスをはめたネイチャーウインドウになっており、富士山の機嫌が宜しければ雄大な富士山の姿を真正面から裾近くまでを一目で捉える事ができる
外壁はほぼ金属で無機質に感じるが、店内は船底の様に木材を一面に設え温かい空気が漂っている
天井部の高さに加え40席あるというテーブル席配置にもゆとりがあり、左奥にあるドアからは屋外テラス席に出てそこで食事をとる事もできる
突き当りの、みんなが『ここから外を見たい』と思うような場所にはテーブルを配置していないので、席を離れ思い思いに巨大窓の近くに利用者が行ける様に、そしてその周辺のテーブルの方が不快な思いをしないようにと配慮されているのが、素晴らしいと思った
概観で室内テーブル席は2人用・3~4人用・6人用など様々なタイプがあり10卓程
テラス席も3卓あったが、実は裏にガーデンチェアも置かれていて必要があれば400席ほどが用意でき、貸し切りも可能だというので
結婚式やイベント、パーティーにも活用できそう!
実際に【カフェシゼン】でもイベント企画があるそうなので、詳細はInstagramなど公式で確認して欲しい
アクセス・場所・駐車場情報
いわゆる大月線(国道139号線)の【道の駅朝霧】の駐車場入り口の丁度反対側が【カフェシゼン】への入口になっている
入口への私道は狭くわかり難く、敷地までの道路は半舗装で450mほどの距離がある
私道入口は入出同時は不可能で狭い上に傾斜があり、道幅も狭く途中すれ違いが難しい箇所もあるので通行には注意が必要
▪公共交通機関利用の場合は、『JR富士宮駅』下車から『富士急行バス 道の駅あさぎり高原』で下車
道の駅「朝霧高原」からは徒歩で約5分
▪車等利用の場合は、『東名高速 富士IC』もしくは『第2東名 新富士IC』で降り、西富士道路・富士宮バイパス(国道139号線)経由で約45分で到着
また、山梨県県境と近い為 中央自動車道を河口湖IC経由での来店も可能
富士山の姿が見えやすい時期
【カフェシゼン】はコンセプトとワインと料理単体で既に素晴らしいので、富士山は添え物(?)でしか無いのかも知れないのだけれど、できれば見えていて欲しいってのが利用者の本音だと思う
晴れていても富士山の姿が見えない事があったり、市街で見えるのに朝霧では見えない、雨なのに富士山の姿が見えるなど、富士山の眺望が見える見えないに関しては『運』だとしか言いようが無いのだが、実は富士山の姿が一番よく見えると言われている時期は『12月』だと統計上言われていて、これからが狙い目
しかし、冬季は中央自動車道がチェーン規制される場合や北山~朝霧の周辺道路が路面凍結で通行止めになっている場合がある(※通行止めになっていなくても道路が凍結している事もあります!)ので、これからの季節は充分に気を付けて来店してください
ただ、辺り一面雪景色になった景観もきっと美しいだろうとは思う…
駐車場情報
敷地に10台以上停められる整備された駐車場があります
富士宮市朝霧高原にあり自社ブドウ園・自社ワイナリーを持つ【富士山ワイナリー】が同敷地内に建てたカフェレストラン【カフェシゼン(Cafe SHIZEN)】
隠れ家のような場所にありながらオープンから数か月で既に人気店となっていて、週末は予約をお勧めします
富士山の眺望と自然に四方を囲まれた場所に、建築家遠藤秀平氏デザインの奇抜な建物がマッチして海外のレストランカフェのようなお洒落な空間が広がっています
店内はバリアフリー・ペット同伴OK
地元朝霧の食材をメインにした料理は月・火は提供なし(ドリンクのみ)
ドリンクは自社ワインの他にノンアル・ソフトドリンクも充実しています
【カフェ シゼン(Cafe SHIZEN)】
住所
静岡県富士宮市根原498 富士山ワイナリー敷地内
電話番号
0544-52-0055
営業時間
10:00~16:00
定休日
年中無休(※月・火はドリンクのみ)
駐車場
あり・無料|10台以上
その他
▪店内混み具合によるが一部商品テイクアウト可能
▪ペット同伴可能
▪予約可能(下記『食べログ』サイトでもOK)
公式HPはこちら⇒【Cafe SHIZEN】🔍
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