なごみや|富士宮やきそばと数種類の大阪仕込みふっくらお好み焼きが美味しい店

富士宮市【なごみや】ダヤンテールblog 富士宮市ランチ

住宅街で20年以上営業!手入れの行き届いた古民家風店内で富士宮っ子も納得の『焼きそば』『かちん焼き』『ねぎ焼き』

家で作って食べる焼きそばが1番おいしいと思っているので、外食先では『焼きそば・お好み焼きを選ぶ確率が殆んどない富士宮市民』代表ダヤンですが、Googleマップをみていて時々無性に行ってみたくなる様な『富士宮焼きそば・お好み焼き』のお店を見つけることがあります

週末になると県外から多くの利用客が訪れる様な、話題性があったりメディア露出が激しい混雑店ではなく、【今日はどこ行く?何食べる?】で紹介した事がある『ごえもん』のように余り混雑せず地元のかたが訪れるような、コンパクトで清潔で接客が心地いい隠れ家的お店ですね

今回ご紹介する店【なごみや】も住宅街にあるのですが、営業は20年以上前からになりおうちカフェ的な落ち着く(それこそ和やかな)要素がありながらも、ゆとりがある空間

外観的にちょっと変わった形の屋根を持った建物で、中に入るとビックリするような造りになっていました

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メニュー

『富士宮焼きそば・焼うどん』(各4種)『お好み焼き(150円+でしぐれ焼きにも変更可)』(10種)『ねぎ焼き』(6種)の焼き物メニューを中心に

冷やしトマト・キムチの一品料理

白飯・おむすびのご飯もの

ビールを含むドリンク類

杏仁フルーツ・アイスなどのデザートメニューの構成となっています

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メニュー一覧

表に富士宮焼きそば学会加入のシンボル『オレンジの幟』が無かったので未加入かと思いましたが、加入店舗簿をみたら加入されていました
(※『富士宮焼きそば』は登録商標なので加入していなければ使用できません。幟は有償で加入店が購入するアイテムなので無い店もあります)

麺は『4大富士宮やきそば製麺所1』の1つ、製麺所内に流れる豊かな富士山の伏流水を使用した『曽我めん』のものを使用

使用する製麺所によってお店の味(風味)がほぼ決まって来るのですが、『曽我めん』は断面が細麺平打ち麺のような薄型長方形エッジをもつ麺で、他の製麺所の焼きそば麺と比べると柔らかく食べやすい食感が特徴

『曽我めん』はスーパーで取り扱っている所を余り見かけない商品で、ダヤンも食べるのは初めてに近いかと思います

【なごみ】の焼きそばは『焼きそばソース』か『しょうゆソース』が選べるので、今回は家でも余り食べ無い『しょうゆ』でお願いしてみました
(※因みにダヤン家では市販の富士宮焼きそばソースに、焼肉の甘口たれを少し加えて使用します。フルーツジュースを入れるお宅もあるみたいですね)

カウンターの鉄板4枚を繋げたような大きな鉄板でお店の方がふんわりと丁寧に焼き上げ、保温されている鉄板付きのテーブル席まで『お好み焼きちりとり』で運んで下さり

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カウンターでお店の方が焼いて下さったものをテーブルまで運んで貰います

利用者はそこで自分好みで『2種のソース』『マヨネーズ』『イワシの削り粉』『青のり』『一味・七味』を好きなように使い味付けをしていくスタイル

鉄板から食べるのが富士宮流なのですが、苦手な方には皿へ持って提供もして下さいますし好きなようにカットもして下さいます

お好み焼きは大阪仕込みとの事でしたが、この3㎝近い様な厚みのある焼き物を被せ蓋無しでふっくらと手際よく、綺麗に焼き上げる技術が凄いと思いました

キャベツや葱はオーダーが入ってから手で刻む様で、奥の仕込み場から忙しく包丁の音が聴こえて来ます

刻みたてのキャベツ・ネギを蒸さずにじっくりと焼き上げるので、べちゃっとせずに外側はかりっと中はふんわり…でも野菜の歯応えは残っていて、他では余り口にした事のない美味しい焼き上がりになっています

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野菜たっぷり!野菜は刻みたてを使用している様です

お好み焼き・ねぎ焼きの種類が多くとても迷う(汗)

お好み生地やソースは大阪から直送されたものを使用し、肉玉やMIXのようなオーソドックスなメニューはもちろん

・ニラベースでキムチが入った『ニーハオ焼き』
・もちとチェダーチーズが入った(人気№1らしい)『かちん焼き』
・スライスとまとやマッシュルーム・ピーマンなどが入ったお勧め『ピザ風イタリアン』
…etc

ねぎ焼きは
『ねぎニラ』『ねぎ納豆』『ねぎいかキムチ』
…etc

その組み合わせって、どうなんっ?って味が、案外化けそうで気になるっ(笑)
がとりあえず初訪の今回はおとなしく?王道メニューと人気メニューにしてみました

富士宮やきそば(並・目玉焼きトッピング)

肉カス2のみのシンプルな焼きそば(580円・込)に目玉焼きをトッピング(+100円)、味付けは『醤油』をチョイス

王道のシンプルな富士宮焼きそばで肉カスのみと言っても、キャベツ・小口切りねぎがた~っぷり入っていましたよ

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富士宮焼きそば(卵トッピング)

富士宮焼きそばを焼きあげる時によく使われるのが、鉄板上のやかんに入れたお湯(水は鉄板の温度が下がるのでお湯をさすのが多い)なのですが【なごみや】では、黄金色の液体をカップから投入!👀
だし汁かな???

投入すると蒸気がもうもうと立ち上ります

頂いてみると味に奥深さがあり、テーブルに置かれていた『ダシ粉』をふりかけ絡め食べると更に美味しさが増していました

魚粉の容器の目が詰まってなかなか出てこない店もありますが、ここのは結構思い切りよく出てきます

目玉焼きはとろっとろの焼き加減で黄身も大きく美味しかったです

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『曽我めん』を使用した富士宮焼きそばは、ちょっと平打ちっぽさがある

お勧めは『焼きそばソース味』なのですが、『醤油ソース』でさっぱりと頂くことができました

お好み焼き(かちん焼き)

富士宮界隈では聴き慣れない言葉『かちん焼き』
『かちん』とはお餅をさす女官の隠語的な言葉で、『かちん焼き』はお好み焼きにお餅とチーズを入れて焼いたもの

【なごみや】の『かちん焼き(800円・込)』はお餅4片とチェダーチーズが入っていて、人気№1なのだそうです

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ふっくらと焼きあがった『かちん焼き』は、チーズとお餅いり!
野菜には少し歯応えが残っていて美味しい

150円で餅チーズ増量も可能!(今回はしていませんw)

お餅は溶けるほどのトロトロ具合ではなくちょっとだけ歯応えがありましたが、とろけたチェダーチーズとお好み焼きとで絡めて食べると美味!

ソースが2種『りんご酢と梅』のチョイ甘酸っぱいさっぱりソース、『和風醤油ソース』のさらっと出汁が効いた醤油風味ソース

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どちらのソースも甘ったるくなくさっぱりしています

どちらが合うか判らないので…そういう場合は『ALL』でっ!(笑)

ダンニャと行ったので4等分にして1切れづつ違う味で食べてみましたが、どちらも合います

どちらのソースも、よくある『オタフクソース系』のどろっとした甘いソースではなくさっぱりとしているのでぺろっと食べてしまえる感じ

いわしの削り粉がよくあって美味しいと思ったのも【なごみや】が初めてでした
☝(元々甘いとろとろとしたソースに魚粉は合わないと思っていた人)

ねぎ焼き(ねぎ牛すじ)

Googleマップを見て惹かれた理由のひとつがこの『ねぎ焼き』がある事

ねぎ牛すじは880円(込)

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何を付けて食べるか迷ったが、何も付けなくても行けたw

よく蒸ししてとろとろになったねぎ焼きは食したことがありますが、生地部分は焼けねぎのしゃくしゃくした食感はまだ残っているという絶妙な熱の入り方の『ねぎ焼き』は、初めて食べました!

きっと醤油ベースのソースの方が合うだろうと付けてみましたが、あまずっぱ系でもいけ

なんなら、何も付けずに頂いても美味しかったです(笑)

これは良いですねぇ

1人でも利用できる環境なので帰り道、さっそくダンニャは1人でも来てみたいと言い出し(笑)

近々『ニーハオ焼き』を食べに行くそうなので、その感想は後日!

ダンニャ、ニーハオ食べに行ったの巻

冗談かその場のノリかと思っていたら本当に近々でダンニャ単独で『ニーハオ焼き』食べに行ったそうで、LINEで写真が送られて来ました(笑)

しぐれ(大阪でいうモダン焼き)風で、麺がパリッパリの梅蘭かた焼きそばを彷彿とさせる良い焼き加減

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しぐれタイプのニーハオ焼きはニラと特製キムチを使用

ニラがたっぷり使用されていて美味しいんだって!

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旨そう過ぎてなんか、悔しい(笑)
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外観・店内

冒頭でも触れましたが一般住宅に混じってはいますが…よくよく見ると『屋根の形』が非常に個性的です!

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個性的な屋根を持つ外観

暖簾がかけられた引き戸をひいて店内に入ってみると…

店内

玄関で靴を脱ぎ、室内履きに履き替えて入店します

入口はそれほど広くはなく一般家庭の様な雰囲気がありますが、片隅に小さな蹲(つくばい)風の花器に山野草を活けてあり趣があります

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玄関で靴を脱ぎ室内履きに履き替えるスタイル

室内は、天井が非常に高く開放感があり太い古民家でみるような梁が組まれていて、一瞬(あれ?ここ古民家だっけ??)と思ってしまいますが、お店を作る際に山梨から梁の古材を仕入れ店内を古民家風に仕上げて貰ったんですって!

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店内が古民家風になってる!開放感が凄い

古民家を利用しなくっても一部分だけ古民家風にすることもできるんですねぇ

清潔ですっきりしていて、素敵です

右手の作業厨房は暖簾で目隠しして見えないようにして、焼きあげのカウンターは鉄板4枚ほどをずらりと並べたライブ型に

カウンター席も5~6席ほどあるので目の前で焼き上がりを愉しんで鉄板から頂くのもあり、お皿に移して頂くのもありです

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カウンターの天板でお店の方が綺麗に焼き上げて下さる姿を愉しみながら待ちます

カウンターから離れたベンチ席の天板にも鉄板が設置されていて、自分で焼くのではなく保温用に火が入る様になっています

衝立がたてられて、ベンチ式4人掛けテーブルは2卓ありました

室内に提げられた葦簀(よしず)と藍染めの日よけ、外から入る自然風が心地よく女性2人(母娘かな?)の接客もなごやかで良い雰囲気

お冷はミネラルウォーターを注いでくださいます

キンキンに冷えていて美味しかったです

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アクセス・場所・駐車場情報

実は以前にこのブログで紹介した【まるけい】のすぐ近く(東南)なのです

アクセス説明が難しい【まるけい】記事でも場所説明に苦労したのですが、今回は…

大月線(富士富士宮線・県道414号線)の、『HONDA』のディーラー店舗と『HONDAの大型遊具を設置した駐車場』の間を北へ進んで行くルートで説明します

JR富士宮駅北口から大月線を東(富士方面)1.6㎞進んで行くと左手に『HONDA』があるのでそこを左折(この道が公道とは知らなかった💦)

100m進むとT字路になるのでそこを左折し、一番初めの(と言っても行き過ぎると行き止まりですが)T字交差点を右折し60m進んだ左手になります

う~ん💦
【まるけい】もこっちのルートの方が分かり易かったかも(笑)

道からは晴れていれば富士山が見えますね

駐車場情報

店舗前の敷地に3~4台…上手く全員が停められればもうちょっと停められるかも知れませんが、とりあえず『枠線』がありませんし、左奥は縦列駐車になりそうです(汗)

店舗前の幹線はあまり車の往来が無さそうなので、焦らず利用して下さい

鉄板メニューはテイクアウトにも対応しています

CHECKPOINT
住宅街にある富士宮やきそば・お好み焼き・ねぎ焼きが食べられる雰囲気の良い鉄板焼きのお店
利用は靴を脱いで
店内は天井が高く、古材の梁を渡した古民家風で居心地が非常に良く落ち着けます
自分焼きではなくお店の方がカウンターライブでふっくらと丁寧に焼き上げたものを、お好みちりとりで席まで運んで下さいます
焼きそば・焼うどんのソースは2種
お好み焼き・ねぎ焼きは席で2種のソース、マヨネーズ、魚粉、青のり、唐辛子を用いて自分好みで味付けしていきます
焼きそば麺は『曽我めん』を使用
変わり種がある『お好み焼き』1番人気は『かちん焼き』、おすすめは『イタリアン』
テイクアウト対応も可能です

【なごみや】
 住所
静岡県富士宮市小泉2862
 電話番号
0544-24-1714
 営業時間
11:30~14:00
 定休日
日・月曜日
 駐車場
あり・無料|店舗前に3~6台(利用者の停め方による)
 その他
▪テイクアウト可能
公式HPはこちら⇒【現在WEB上のHPページはありません】🔍

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  1. 叶屋・さのめん・曽我めん・マルモ(五十音順)の4工場で、各製麺所で配合や切り方が違うので食感や喉越しが全然ちがう ↩︎
  2. 豚の背油からラードを抜き取ったもの ↩︎
ライター
ダヤンテール
ダヤンテール

食品の製造・営業・販売の仕事を経て、現在は食品の衛生管理・検査をする仕事に従事しています

25年以上の地元飲食物との関りを活かし、富士富士宮の逸品や地方都市ならではの良さがある飲食店、お値段以上の満足・クオリティーを感じる店を、忖度無しの立場で紹介します

静岡県東部地域局(富士山美観回廊遊食ネットワーク)協賛ブログ
富士山周辺(山梨県・静岡県東部・伊豆)【今日はどこ行く?何食べる?】は2018年11月から掲載継続中

2024年6月から新たに開始した妹ブログ【グルメグ】では、アジア太平洋地域の旅行者が注目する旅行先第4位にもなった生まれ育った富士・富士宮市のおすすめ飲食・逸品情報を限定して発信しています

静岡県富士宮市生まれ在住
女性・昭和生まれ・おうし座・A型
爆盛りと脂身と牡蠣が苦手
古民家・富士山・ボタニカルカフェをこよなく愛し
『お値段以上のなにか』を求めて現地に赴き、週末メインで活動中!

趣味|ビーチコーミング・釣り・トレッキング・グルメ巡り

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