『おもてなし』の意味をはき違える爆盛りや激安。真の『おもてなし』は、どの人にも同じでは無く個々に想いを寄せ常に考え行動する事
老若男女問、誰彼問わず食べきれない程の量の料理を安価で提供する
食べて進めて行く途中で満腹を超え、えずき 完食を目指す事を美談のように褒め称える風潮が見られる昨今
提供側の『お腹いっぱいになって満足して帰って貰いたい』という気持ちが最優先事項になっていて、無理強いしたり料理の過剰な廃棄を発生させたりはしていないだろうか?
『おもてなし』とは
どの人にも同じでは無くどうしたら『その方』に喜んで頂けるか、満足を感じて頂けるかを常に考えて行う事
今回ご紹介する【食遊よしざわ】で、真の『おもてなし』精神をみた気がします
【食遊よしざわ】は、北山さんという年齢を重ねた物腰の柔らかな女性が週3日、予約をメインに和食を中心とした創作料理を提供している飲食店
『2025年のブログ記事始め』には是非この方のお料理を再び紹介したいと考え予約して、とても楽しみにしていたのに…年末、退職・再就職の活動の疲れが出たのか、地味に体調を崩してしまったダヤン
動けないほどでは無かったので予定通り伺ったが、胃腸が動いていない状態での食事は…全く料理を愉しむどころでは無かった

体調不良という失態をおかしてしまった
後半はもう、美味しそうな料理を目の前にただ座っている事さえもしんどく感じ、北山さんに『今日は体調不良で来てしまった』旨を伝えると、非常に驚いた様子で気遣われ、様子がおかしかった私に気が付かなかった事を反対に、謝られてしまった…
包めるものは包んで頂き無事に帰宅したが、料理の詳細が思い出せずに折角正月に予約して行った【食遊よしざわ】の心づくしの料理を紹介できずに2025年の正月が終わってしまった1月
黒歴史から始まった2025年だったが、おかげで『美味しく料理を愉しむためには、感性を磨くこと・身体づくり・健康管理が必要』だと改めて感じました
今回のお騒がせな『ダヤンの体調不良』は私自身だけでは無く、【食遊よしざわ】のオーナー北山さんにも申し訳ない事に影響を及ぼしてしまったようでした
いつも食材や器の選出にこだわり、見目にも気を配り和食を中心とした創作料理を提供している【食遊よしざわ】
ここ最近気づいたのだが、Instagramで紹介されるいつもの創作コースに加えて『おかゆ御膳』が登場していたのです
私が体調がすぐれない事をお伝えした時に『お粥を差し上げれば良かった…』そう仰っていたような気(体調悪すぎて記憶が曖昧…汗)…がしていたので、このメニューは私へ…なのかな?
すぐにDMで予約を申し込んで伺ってきました
メニュー
▪おもてなしコース 3000円
▪ご褒美コース 2000円
▪おかゆ御膳 1200円
▪ちまき(単品) 700円
毎回日・月・火曜日の、週3日営業
食事の基本メニューは現在3種類になっていて、内容や使用材料は日・季節によって変わるので、利用者の苦手なメニューや食材がある場合は予約の際に申し出れば対応して頂けると思います
ランチタイムを過ぎると『ティータイム』になり16時半ごろまで営業
▪珈琲・紅茶 500円
▪ケーキセット 800円
▪日本茶・冷茶 300円
となっています
食事は基本『予約』、ティータイムはフリーになっているので、富士宮の街を散策中の休憩場隠れカフェとして使えるかと思います
おかゆ御膳1200円+ちまき700円
おかゆ御前ではコースと同じように、まずお手拭きと富士宮の美味しいお水が運ばれて来ます
お手拭きお水共に、甘夏の皮を1片添えて…清々しい初夏の薫りがして、食欲がわいてきます
今回のお膳の内容は
『新生姜のおかゆ』『豆腐と野菜の澄まし汁』『穂先タケノコとシイタケとお肉のすき焼き風含め煮』『伽羅ぶき』『新生姜を添えた新じゃがのポテトサラダ』

ここに、丸三後藤園の新茶(冷茶)が付きます

グラスが良いですねぇ
元々『中国粥』や『朝粥』が好きなダヤンですが、家で本格的なお粥を『自分だけの為』に作るのって本当に面倒で…滅多に作りません
バイキングなどで見かけると嬉々として盛り付けるのに(笑)
新生姜の薫りと仄かな甘酸っぱさが最高でした!

椀種には花柱形に切り出したお豆腐、スナップエンドウ・紅葉人参・大根・ねぎ・キャベツなどの炊き出し野菜が使用されていて優しいお味

タケノコのとシイタケ、お肉の含め煮が一番味が濃かったかな?
(と言っても、一般的な煮物より味薄いです)

あ、後『伽羅ぶき』

箸休めとか、アクセントに丁度いい感じですね
今年はタケノコが不作で、採れたタケノコが2本だったそう!
その貴重なタケノコ頂きました
新じゃがのポテトサラダは、少し甘くてクリーミーな食感

余り他では食べた事の無い味
色々な具材が混ぜ込んであって美味しかったし、ここでも新生姜が良い仕事してました
なんだか…精進料理みたいな感じになってしまったのですが…どうでしたか?足りましたか?
と心配そうな北山さん
【食遊よしざわ】でも今までは『お腹いっぱいになって満足して貰いたい』という気持ちでちょっと多めに料理を提供する事を心がけ営業していたけれど、体調不良ダヤンを始め 少し年齢がいった女性からは『こんな量を、食べられるかしら…』という不安の声も何件か頂いていたのだそう
そこで今回、少食の人や食欲が余り無い方でも楽しんで外食をして頂きたいという思いから『おかゆ膳』を始めたのだそうです
良質の出汁で、塩分控えめでコトコト…コトコト…
もし、もう少し食べられそうでしたら、お粥のお替りも少し用意してありますし、人気の『ちまき』もいつでもご提供できるようにしてあります
頂く方のお腹具合で、調整できるのがなんとも嬉しい!
今回は、前回の体調不良時に頂いた『ちまき(700円)』に再トライです

貴重なタケノコ・ほっくりとした大粒の栗、もっちりと炊きあがったおこわ

もっちりしていて具沢山で美味しい!
やっぱり、『あの時』食べた『ちまき』より何倍も美味しかったっっっ!!!
食事は
だれかと行くのなら気の置けない人と
体調が万全の時に精神的時間的ゆとりを持って
掃除が行き届いた綺麗で居心地がいい空間で
五感で楽しめる料理を適度な量で頂く
最初の2つは利用者が、最後の2つはお店側が配慮すること
『おもてなし』の精神は行う側と受ける側が対等な立場で、お互いがお互いを大切に敬う気持ちがあってこそ成り立つものなのです
やはり『美味しく頂く基本』はそこなのだと、改めて感じました
外観・店内
3日間の為に設えられる【食遊よしざわ】の店内外の装飾
これも、今回来る方を想って毎回新たに設えられていて

季節により少しづつな変化があります
入口は建物奥の木製テラスの階段を上がった先のガラス戸になっています

店内
いつもは奥の『ピアノ』が置いてあるホールで過ごすのですが

今回は後客と時間がずれ『貸し切り状態』だったので、手前の空間で過ごさせて貰いました

窓から見える新緑が美しいです

提供を待つこの時間が好き
アクセス・場所・駐車場情報
富士宮駅北口から徒歩2分(400m)
富士宮浅間大社から徒歩6分
神田通り商店街の『丸亀製麺所』が角にある『大宮町東信号交差点』を、30mほど北上した左手にある、【cafe ニッチ】と同じ『木香舎』が店舗となっています
(※詳しい場所はcafe ニッチ記事にて)
駐車場情報
店舗建物南側1~5、または1~3へ3~5台駐車可能(※縦列駐車)

木香舎で日・月・火曜の3日間のみ営業される【食遊よしざわ】は、要予約の隠れ家的創作和食のお店
おもてなしの心を大事にし、利用者ひとりひとりに寄り添うように食事を提供してくださいます
【食遊よしざわ】
住所
静岡県富士宮市大宮町11−14(木香舎)
電話番号
090‐1739‐8112
営業時間
11:30~16:30(LO)
定休日
水曜~土曜日
(※日・月・火曜日のみ営業・食事は予約制)
駐車場
あり・無料|店舗南側に3~5台
その他
公式HPはこちら⇒Instagram【食遊よしざわ】🔍
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