使い込んだ鉄板が良い味出してる!外食で富士宮焼きそば食べない地元民も行ってみると新たな発見があるかも
『富士宮焼きそば』の学会公認4製麺工場の内、唯一『製麺所をガラス越しに見ながら焼きたての富士宮焼きそばをその場で食せる』製麺所【さのめん】
赤・黒・緑・金の4種の『富士宮焼きそば麺』を製造販売しています
姉ブログで地元ブランド牛『岡村牛』を使用した贅沢焼きそばを紹介したところ
『岡村牛焼きそば』の人気が上がったと嬉しいお話を人づてにお聴きしたのですが、その話にダンニャが喰いついて来た(笑)

俺がずっと行きたいって言ってたのに、俺は1回も行けてないのに…
(めんどく…いや、1人で行っても良いんじゃ無いかなぁ?w)
今回は2人で『金麺×岡村牛焼きそば』とは違う焼きそばを愉しんで来ました
スーパー等で普通に焼きそば麺は販売しているし、わざわざ外食先に富士宮焼きそば専門店を選ぶことは地元民にとっては余り無いかも知れませんが、ソースの風味が染み込んだ厚めの大きな専用鉄板で焼きあげられる『富士宮焼きそば』は、やはり一味違います
メニュー
因みに富士宮焼きそばの4大製麺所の麺は、それぞれに特徴があり
▪『(有)マルモ食品工業』…太い・ソースやや甘め
▪『(有)曽我めん』…やや太めでやや硬め・ややスパイシー
▪『(株)叶屋』…細めで固め・スパイシー
▪『さのめん』…やや細めでやや柔らかめ・甘め
と基本なっています
かと言って其々の製麺所で1種類の麺しか製造していない訳では無く、今回の【さのめん】に関して言えば『4種の焼きそば麺』を製造
▪赤麺…差し水不要な柔らかめもちもち麺
▪黒麺…差し水を入れるコシがあって歯応えが強い麺
▪緑麺…赤麺にこんにゃく粉をプラスして食物繊維がたっぷりの柔らか麺
▪金麺…富士宮産の小麦と山芋を練り込んであり独特の食感と甘さを持つ最高級麺
(※販売は第2・第4土曜日)
【さのめん】製麺所併設の『食事処こころ』では、4種の麺全てを選んで食することができますし、大盛にする事も可能です(大盛は焼きそば麺を2玉使用)
トッピングは4種あり、トッピングを付けない状態でも『肉カス・キャベツ』は入っています
肉カス・キャベツは『富士宮焼きそば』の基本系ですね
味噌汁・ビール(ノンアル含む)もあり、調理したもののテイクアウト・お土産などに購入できる麺とソースのセット等の販売もしています

以前【こころ】で食べた岡村牛富士宮焼きそばも健在でした
…が、原材料費・光熱費高騰の関係で色々なお値段が少しづつ値上がりしていました
値上りに関しては、浅間大社前のお宮横丁にある富士宮焼きそばのアンテナショップでも軒並み値上がりしているのですが…(ココダケノハナシ、ココロノガスコシオヤスイ)
緑麺・赤麺・金麺
今回は『緑麺(並)×肉|700円』、『金麺(並)×玉子|770円』を普通に2人で食べてから、お替りでダンニャが『赤麺(並)×きのこ|700円』をオーダーしました
『黒麺』を食べなかったので、自宅用に2袋(ソースの小袋も一緒に)購入して帰りました

『金麺×岡村牛』は流石に抜きんでて、普通に食する富士宮焼きそばとは違う事を実感しましたが
緑麺・赤麺、そして金麺を、自宅で何も言わずにいつもの具材で調理して出したとしても、食べ比べて見ない限りは違いがあまり判らないかも知れません

食べ比べたから違いが判ったが、別々だったら然程違和感ないかも
もちもちした赤麺に『こんにゃく粉』を入れた『緑麺』は、さすがに分かるでしょ?
と思いましたが、『思っていたより富士宮焼きそば(?)』で
(思っていたより富士宮焼きそばって、なんだ?w)
東●水産の〇ちゃん蒸し麺の焼きそばに近いものを想像していただけに、『富士宮焼きそばとしての違和感の無さ』に驚きました

ただこれは、麺の特徴や扱いに慣れた焼き手が熱伝導の良い鉄板で水分コントロールをしながら焼きあげた、『技術の勝利的なもの』があるかも知れないので家で調理した場合はまた違った感想になるかも知れません
(その為にも、ちゃんと焼いたらどんな感じになるのかまず【こころ】で食べてみる事をおすすめ)
確かに赤麺は、気持ち柔らかめは柔らかめでしたので、『富士宮焼きそばってゴアゴアしていて、いやーっ!』って方などの県外富士宮焼きそば初心者の方にはウケが良いかも知れません

そして、トッピングで気になるのは『きのこ』ですよねぇ
塩焼きそばを家で作る場合は『ホンシメジ』などを入れる事もありますが、ソース味できのこは初めてです
しかもホンシメジの他に舞茸も入っていて、こちらも意外に…合うっ!

って思っていたが意外に相性が良い
家で作って食べる『富士宮焼きそば』は具材や味付けなどマンネリ化してしまう傾向がありますが、時々は外で食べてみてちょっと冒険してみるのも面白いかも知れません
外観・店内
工場の様な平屋の建物の外壁を、黒の格子様のウッドフェンスでぐるりとラッピングした様な外観の【 さのめん】は昭和30年に創業した老舗製麺所ですが、建物の古さは感じません
ただ、南北に細長い形をしていて、見ると『入り口らしきもの』が3つ(2つは暖簾がかかって1つは扉のみ)あります

中で繋がっています
が、暖簾の無い1つは『トイレ』でした(爆)
店内
【こころ】は外観そのままに細長い店内になっています
外から見て2つ入口がある様に見えた扉、どちらも入口でした

店内は細長く、『ガラス張りの製麺工場見学通路にテーブルを置いた様な造り』になっていて

焼きそばは焼き手の方が焼いて下さいます
富士宮焼きそばに関する文献や行程別に流れる作業風景画像などを見ながら、提供までの時間を過ごす事ができます

建物の向かって左手の入口側は『焼き手が調理している』場所に近く

右手の入口だと『麺の持ち帰り・会計』場所が近くなっています
一度入店して、席が混雑していて横をすり抜けるのが気まずい場合は一度出て他の入口から入りなおすのも手かも知れないです
アクセス・場所・駐車場情報
富士宮浅間大社前から南(富士川)方面へ向かい、富士富士宮由比線(県道76号線)を950m進むと、右角にセブンイレブン富士宮野中橋店、左にスーパーPOTATOがある信号交差点に出ますので、そこを左折します
道なりに130m東に進んで左手、黒い平屋の建物と看板・幟が見えてくると思います

そこが【さのめん】になっています
駐車場情報
店舗前に10台ほど
敷地に対してかなりの鋭角度で駐車場枠が設置されていて、ドアスペースも無いので利用時には気を付けて下さい
入出庫は北側・南側どちらからでもOK
また観光客がバスなどで団体利用している場合には店舗イートインができない事もある様ですのでご注意ください
富士宮焼きそば4大製麺所のうち、唯一製造工場を見ながらイートインで焼きそばが食べられる施設を持つ【さのめん】『お食事処こころ』
製造している麺は『赤・黒・緑・金』の4種があり其々に特徴があるので、お好みの食感を探してみるのも楽しいかも知れません
イートイン・焼き上がりの持ち帰り・麺やソースの購入が可能です
【お食事処こころ】
住所
静岡県富士宮市野中東町43 ※製麺所『さのめん』内
電話番号
0544-28-1211
営業時間
11:00~14:00(LO|13:30)
(※食事処の営業時間・製麺販売は10:00~可能)
定休日
水曜日・日曜日
駐車場
あり・無料|店舗前に普通車10台・観光バス来場の際には使用不可
その他
公式HPはこちら⇒Instagram【さのめん】🔍
スポンサーリンク|当サイトはアドセンス・アフィリエイトの広告主から支払われる広告収入を主な収入源として運営しています

