ひな壇奥に喫煙ルームあり!常連さんが集う老舗カフェには、名前だけでは想像できないメニューが多く存在していた
社会人になって初めての年
先に車の免許を取った気が合う同僚と、退勤後毎日『富士富士宮市内で営業している全ての喫茶店・カフェを巡ろう!』企画をして、夜な夜な遊びまわっていた時期があった
【カフェれもん】はその頃から既に営業されていた店で、ダヤン同様『老舗』…となる(笑)
れもんの近隣にもレトロカフェがあり、雰囲気がモダンで県内外の利用者にも人気なのですが
【カフェテラスれもん】駐車場にも常時、ある程度の車が停められている
『オシャレ』で『バリアフリー』とか『禁煙』がカフェの当たり前になりつつある今、昔ながらのひな壇があり(※富士市の老舗カフェ蘭豆もそうなのだが、昔の喫茶店は店内段差がある事が多かった)ガラス張りの喫煙ルームを設置しているカフェは珍しいと思う
外観はほぼ昔のままで、店内も経年の割に傷みが見当たらないので不思議に思って尋ねてみると、内装は外装よりもう何度も改装していて、最近も終えたばかりとの事でした
ちょっとお歳を召した感じの男性マスターがひとりで切り盛り
ぶっきらぼうな印象を受けるが、話しかけるとシャイな感じで色々と応えてくれる
夜遊び全盛期の当時はここの『カニカマが載ったシンプルなオムライス』が好きでよく食べに来た物だが…今メニューを見てみると、メニュー名だけでは想像もできないような奇抜な商品名がたくさんあったので、その辺りも聴いてみました
メニュー
メニュー数は多く、特にドリンクメニューは40種以上もある!
カテゴリー別では
▪トースト・サンド類|550円~ 9種
▪お食事類|880円~ 13種
▪パフェ類|800円~ 7種
▪アイス類|550円~ 4種
▪ヨーグルト類|750円~ 4種
▪スカッシュ|500円~ 7種
▪フロート|700円 5種
▪ココア(温・冷)|600円~ 7種
▪フレッシュジュース|700円 3種
▪紅茶系(温・冷)|550円~ 10種
▪珈琲系(温・冷)|500円~ 10種
(※2025年3月現在)
メニューはちょっとお得なランチメニューもあり下記で折りたたんでおくので興味がある方は広げて見て欲しいのですが、そこに書かれているメニュー名をみると






『パーマネントティー』『インディアンコーンココア』『カフェドリーム』『フルーツブーケ』など、メニューに写真やイラストなど一切なく、いったいどんなビジュアルのものが出て来るのか分からないものが紛れていて、非常に気になる
特に『パーマネントティー』に至っては、名称でググってみると
『ゴルフをプレイするときに使うボールをセットするゴム製の台』…???(汗)
…これは、聴いた方が早いのでマスターに尋ねてみました!
▪インディアンコーンココア|『コーンフレークをかけたココア』
▪カフェドリーム|『チョコレートシロップをかけた珈琲』
『パーマネントティー』と『フルーツブーケ』の正体(?)は、下項でご紹介しますが
謎メニューはマスターのインスピレーションでネーミングしてあるそうなので…『聴かなきゃわからない!』です(笑)
オムライス(880円)
どちらかというと大切りのハムや玉ねぎが入った、懐かしい味のケチャップライスを、片面焼きした卵シートを被せ、その上にケチャップがかけられています
添えられた生野菜には、オニオン醤油タイプのドレッシング

卵シートは昔見た『かにかま』の姿は無かったのですが、トロトロでも無くふわっでも無い固焼き一歩手前の昔ながらのオムライス
ケチャップライスはもちもちっとしています

お皿のデザインがちょっと可愛らしかった
煮込みハンバーグ(1300円)
ビジュアルを見て、この四角い物体がチーズなのかバターなのか何なのか想像もつかなかったのですが、正体はなんと!

まさかの『絹ごし豆腐』!(…だと思うw)
ハンバーグは細挽き肉を使用していて、でつなぎを余り感じないみっちりとした感じの肉厚ビジュ

口コミに『大好きなマ〇シンハンバーグに似ている』と書かれている方がいらっしゃったが、表現的にはマッチしていると思いました
デミグラスソースベースで、ハンバーグにはとろけるチーズが載せられ、ポテト・ブロッコリーと…件の豆腐が添えられています
生野菜サラダが別皿で付いてきて、パンかライスかが選べます
ソースの味は…こういう表現は余り使いたくは無いのですが『可もなく不可もなく普通』でしたが、ダヤンがイメージする『煮込みハンバーグ』とは別物でした
フルーツブーケ(950円)
謎メニューその①の『フルーツブーケ』
名前から想像するに『フルーツポンチ』?『フルーツ盛り』(にしては値段が安価すぎ)?
『パフェ類』のところに名前を連ねていて、フルーツパフェは850円でフルーツブーケはそれより100円高い…😐
伺ってみると、『フルーツブーケ』は『フルーツパフェ』にアイスを1個追加したもの…ですってっ!
(そんなん判るかーいっ!!w)
『正体』が分かったところで、オーダーしたのは『フルーツパフェ(850円)』⇐!

使用していたフルーツはシロップ漬けの黄桃・みかん、パイン・バナナ・キウイ・りんご・シャインマスカット・メロンと、案外(失礼)豪華!
生クリームがちょっと硬い(泡立てすぎた?)感じはしたのですが、お値段と内容を考えるとそう悪くは無いんじゃ無いかと思いました
ポッキーを立ててある辺りもレトロな感じがします
パーマネントティー(650円)
謎メニュー②
ゴルフで使う『パーマネントティー』がヒットしてしまった謎の飲み物です(笑)
こちらの正体は
『温かい紅茶に生クリームを浮かべ、その上にチョコレートソースをかけたもの』
ん?それって謎メニュー『カフェドリーム』では?って思ったのですが、あちらは『珈琲ベース』でこちらは『紅茶ベース』

『パーマネント』は永久的なとか恒久的なって意味があって、ビジネスシーンだったり美容系だったり絵画用品だったりで意味が異なるみたいだけれど…『飲み物』に関してのパーマネントって、どういう意味なんだろ??
マスターに聴いても判りませんでした(爆)
コクがある甘さで、ちょっと癖になります
また、提供された時に使われていたチャイナボーンのティーカップがレトロで可愛らしかったです
印刷のカスレ具合なんかからも【カフェテラスれもん】の営業の永さを感じました
外観・店内
薄っすらとした黄色がかった薄ベージュの外壁で、昔は本当に『レモン色』だった記憶(笑)

南から見る尖がり屋根の外観は創業のままの形

赤茶っぽい洋瓦の建物はシャビー感があり、ナチュラルモダンな雰囲気はプロヴァンス風ですね
店内
木製の扉を開くと、奥にキッチンカウンターがあり左手側がパーテーショを活かしたボックスタイプのワンホールで4テーブルほど

右側に5段ほどの階段があり登ったひな壇には2卓テーブルがあります

ひな壇テーブルのさらにその正面は、引き戸とガラス窓枠で区切られた1室の空間があり、そこが『喫煙可ルーム』になっているそうです

分煙・禁煙の法律が施行されて直ぐくらいは『喫煙ルーム』の需要が多かったらしいのですが、マスターによると現在は喫煙者人口が減っているとのお話でした
ウッド系とアイボリーをメインカラーに使用したカジュアルシックで清潔な店内は、他の利用者とあまり視線が合わないように配慮されていて居心地は悪くなかったです
アクセス・場所・駐車場情報
富士市・東名新富士IC方面から西富士道路経由、富士宮市朝霧・白糸の滝方面へ富士宮バイパス(国道139号線)を北上
『ひばりが丘信号交差点』を右折し、190m先初めての信号交差点を右折
(※この信号交差点右角に冒頭で紹介した【喫茶ヴィーナス】がある)
90mほど南下した左手に【Cafeれもん】があります
県外の方だと【喫茶ヴィーナス】を目指して来て、満車等で利用できず移動しこちらのカフェを発見される事が多い様です
駐車場情報
店舗北側に8台収容可能の駐車場があります
近くの有名喫茶店にも並ぶ老舗の喫茶店
今の時代個人喫茶では珍しい、喫煙ルームを完備している
外観内装共一見したモダン・レトロ要素が少ない為、カフェ族からは見過ごされがちだが使用しているカップやメニューなどにレトロ感が溢れていて、ドリンクがおすすめ
常連さんが多い
【カフェテラスれもん】
住所
静岡県富士宮市ひばりが丘248
電話番号
0544‐24‐8204
営業時間
10:00~19:00
定休日
火曜日
駐車場
あり・無料|店舗北側に8台
その他
公式HPはこちら⇒現在Web上HP未確認🔍
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