旧古民家カフェ【カフェペイジ(Cafe PAGE)】が2024年10月末、商店街『チャム』のあった場所にひっそり移転オープン!まだ1メニューのみの隠れ家的カフェ
【Cafe PAGE(カフェペイジ)】の移転予定情報は数か月も前からフォロワーさんからお伺いしていて、時々現地偵察?に行っていました
場所は富士宮市の目抜き通り(通称|神田通り)の『CHAM(チャム)』があった場所
大規模な工事があった訳でも無く(外観はほぼ変わらず)、開店のお祝い花が溢れるでもなく2024年10月末にひっそりと移転オープンしていたので、気が付かなかった方も多いかと思います
【CHAM】と言えば、レアな化粧品類やサンリオ・キティちゃんグッズを扱うお店で、ダヤンも高校生の時にはちょこちょこ利用していたのですが
1970年代実はこの『CHAM』の場所に、富士宮初の中規模ローカルスーパー『ヤオハン』が建っていた事はご存じでしょうか?
あの美味しかった『丸パン』は新店でもあるのか?
なぜ『CHAM』の場所に【Cafe PAGE】が移転して来たのか?
現在の雰囲気やメニューは?
ちょっと寡黙な雰囲気なのに話し出すと止まらない男性オーナーさんに、ランチを頂きながらその辺りのお話を伺って来ました
メニュー
開店から2週間ほど経ちましたが
現在のメニューは『ホットドックとクラムチャウダーのセット(1250円・込)』の1種と、『オーガニックコーヒー1種(700円・込)』のみ(※11月16日現在)
ここから1~2週間後には
▪(生パスタ)ボロネーゼ
▪(生パスタ)カルボナーラ
▪(生パスタ)ポルチーニ
▪ビーフシチューとパン
▪あんバターの小さなパンケーキとコーヒーのセット
などのフードメニュー(1000円~1550円)を徐々に増やしていき
ドリンクメニューはオーガニックコーヒーの他に
▪紅茶
▪アップルサイダー
▪宇治抹茶ラテ
それに、ドリンク(600円~700円)と一緒にオーダーする抹茶ダックワーズも予定しているとの事です
ふむ
メニュー見る限り(予定も含め)あの『丸パン』は見当たりませんでした…
ペイジと丸パン
以前富士宮市長だった小室さんの生家である古民家に移転する前の、市立病院東側で営業していた頃から換算すると、【Cafe PAGE】の営業は20年近くに及びます
ダヤンは外回りの食品営業をしていた時代に、当時沼津住みの上司から
『富士宮に丸パンのとても美味しい店があって、今まで食べた事のあるパンの中でも最高のパンだったから、今度連れて行ってあげるよ』
と誘って頂いたのが市立病院東側(※『イートン(現在閉店)』の裏側)にあった【Cafe PAGE】でした
その『丸パン』はオーナーが当時朝4時から仕込み始めて作っていたのですが、もう自分にはそれをこなすほどの体力が無いと判断し、今回移転を機にパン作りは泣く泣く諦めたらしいのです
移転オープンに伴って、自称グルメ人だった上司をも唸らせたあの『丸パン』復活を望んでいたのでとても残念ですが、一番悔しい思いをしているのはマスターなんだろうな…これからは新しい【Cafe PAGE】でできる事を見つけられていったら良いと思います
丸パンが無くともマスターの作るご飯は美味しく、優しい味がするのですから
ホットドックとクラムチャウダーのセットとオーガニックコーヒー
入口に手書きでこのメニューのみをイラスト化した紙を貼りだしてあったので、もしかしたらまだこの1品だけかも知れない覚悟?をして入店
マスターに『申し訳ない…』と言われましたが問題は全くありませんでした
どうやって見つけたのか、料理を待っている間に外国人観光客がテイクアウトでコーヒーを求め入店して来ましたが、テイクアウトのコーヒーはしていないと説明されていました
卓上ランプが灯されヒーリング系音楽が静かに流れる店内で待つ事暫し…
先に『コロンビアストレートオーガニックコーヒー』がシンプルなカップで運ばれて来ました
華やかな良い香りが辺りに漂います
暫くしてワンプレートに載った『ホットドックとクラムチャウダー』
これも非常にシンプルです…が、両方とも熱々でとっても美味しかった!
まず耐熱ガラスの小容器に入った『クラムチャウダー』
クラムチャウダーは真っ白であさりのむき身がそのまま使用されているものをよく見かけますが、【ペイジ】のクラムチャウダーは乳黄色で、むき身そのものは見当たら無かったものの、あさりの薫りと風味が濃厚!
あさりの『あし』部分はたくさん目視できましたが、あさりの肝は分けて調理しているのかな?
具沢山タイプではないのですが満足感がありましたし、ちょっとチーズ風味の様なコクがありました
パンはもう焼かないと仰っていたので、使用されているパン自体は委託かとは思いますが『ホットドック』も美味しかった!
ちょっとハード寄りでサックリとした食感のパン
中はしっとりでした
挟んであるウインナーは丸々1本
皮がプリッ!としていて噛むと弾けます!
上に載っているソースが卵サラダとミートソースかと思いきや
マカロニチーズソースとサルサっっぽい野菜のソースで、よくあるホットドックとは一線を画していました
外観・店内
外観の白っぽい3階建てビルの雰囲気はそのままで、正面入り口と1階のみ改装・塗装仕直してあり【CHAM】時代より少しシックな雰囲気になっています
【Cafe PAGE】の入口は向かって左側
ビルの扉があり(解放されている事もあります)、そこを開けると建物奥に続く狭い通路がある
通路の造り棚には化粧品類が並んでいて販売もしていて、ここ(コスメCHAM)を管理するのはマスターのお母さま
通路の奥には『また扉があり』そこを開けると…そこが【Cafe PAGE】☟
ダヤンはここにカフェができると情報を貰っていたので奥に進む事ができたのだが、知らなかったらまずこの扉までも辿り着かないであろう難易度高めな隠れカフェ!
因みに【Cafe PAGE】の店名はビルの東側にも刻字されていますので、カフェ好きの方でしたらきっと(カフェがあるらしいけど…どこだろう??)と、探してしまうんじゃないかと思います
移転先の謎
さて気になる、なぜ『CHAM』のビルに【ペイジ】が入って来たのかという疑問
冒頭に『ヤオハンがあった場所』と書きましたが、実はそのヤオハンの中に『CHAM』が出店していてペイジのマスターがそこの店主だったんだそうです(マジか…!)
その後ユニーや長崎屋といった中型スーパーが次々と商店街近くに進出してくる中、ヤオハンは郊外に移転し(数年後に閉店・現在花の湯の場所)、商店街通りの元ヤオハン敷地には『CHAM』が建つことになった…とお聴きしました
『CHAM』と【ペイジ】のマスターとはそんな繋がりがあったんですね~ぇ
一周まわって古巣に戻って来たような感じでしょうか
店内
『隠れ家的な静かなお店にしたいので』店内は現在撮影禁止、料理の写真とSNS掲載許可は頂きました
店内はオフホワイトの壁に絵画数点と古民家カフェ時代にも見た事がある様なレトロランプが所々に置かれていました
広さ的には6畳ひと間といった、カフェとしては非常にコンパクトな感じの空間
奥に置かれたもう動かない木製の古時計は、おじいさんのものだったのだそうです
隣には使い込んだ感じのカリタ製のインディアンレッドのコーヒーグラインダーが置かれていました
席は2~4人用で3卓ほど
皮張りチェアの席もあり座り心地良かったです
テーブル席の他にカウンター席が2席
最大収容人数は9名といったところです
アクセス・場所・駐車場情報
JR富士宮駅北口から県道53号、駅前通りを北上していきます
300mほど進んで行くと県道76号線、神田通りに交差する『中央町信号交差点』に出るのでそこを左折
170mほど西へ進んだ右手に白っぽい3階建ての建物が見えると思います
その建物1階左側に【Cafe PAGE】に通じる入口があります
よく見ると入口付近に『カフェのピクトグラム』、小さな看板などが置かれていますがちょっと隠されているように置かれているので、歩道を歩いている方にしか判らないかも知れないです
駐車場情報
建物の東側に4台ほどの専用駐車場があります
ブロックや車止めに『CHAM』と書かれているので確認してください
2024年5月31日にリノベーション古民家カフェでの営業を終えた【カフェ ペイジ】が、富士宮商店街沿いで同10月末移転オープンを果たしました!
今回は完全『隠れ家的カフェ』でひっそり静かに営業されています
あの名物丸パンは体力的に製造が難しくなりもう作る事はされないそうなのですが、旧店のでの静かな雰囲気はそのまま新店でもゆっくりと過ごせます
現在はコーヒーと1メニューのみですが、11月中にはメニューも少し増えていく予定
店内は撮影禁止となっています
【Cafe PAGE(ペイジ)】
住所
静岡県富士宮市大宮町9-14
電話番号
不明
営業時間
10:00~18:00(※CLOSE変更予定あり)
定休日
水曜日・日曜日
駐車場
あり・無料|店舗建物東『CHAM(チャム)』駐車場5台ほど
その他
▪現在店内撮影禁止
▪メニューは後1~2週間ほどから増えて行く予定
公式HPはこちら⇒【Cafe PAGE】🔍
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