ノスタルジック…2025年で駅弁140周年!新幹線開業60周年!富士駅構内『立ち食い駅そば・うどん』、新富士駅売店・新富士アスティで購入できる駅弁のうち2種類をレポしてきました
身延線富士宮駅には小さな駅舎に似つかわしくない、長い長いホームが存在する
現在ワンマン電車(※車掌がおらず、ドアも乗客が開閉する事もあり)で、1~2両編成の列車しか来ない駅なのに、10両編成の列車が丸々収まるほどの長いホーム…
富士宮駅は大石寺の玄関口として『創価臨(信者の団体列車)』利用者が1960年以降爆発的に増え対応する為、件の団体ホームが作られました
1991年に創価が大石寺と分かれるまで、富士宮駅は創価臨利用者で旺盛を極めたそうです
そんな時代背景の中2021年頃までは『富陽軒売店』『ここんち(売店)』が改札前にあったそうですが、現在は営業しておらず、富士宮駅で駅弁を購入する事は不可能だと思われます
今年は駅弁が始まって140周年!
東海道新幹線開業60周年!
お隣富士市内に現存する『駅そば』『駅弁』(※どちらも富陽軒)は、土日祝日の販売無し😓
種類も徐々に減りつつあり、このままでは『駅そば・駅弁』は絶滅危惧種指定になってしまうのではないかっ!?
…と言う事で
先日、新富士駅にある観光協会窓口で『富士山の推しカード』(枚数限定無料配布)を頂きに行った際

富士山推し活カード
駅弁を視察し『駅そば・駅弁巡り』を計画!
今回は
JR富士駅構内に入場券を購入して『ホームで駅そば・うどん』を堪能
新富士駅改札外にある『オレンジショップ』で駅弁『竹取物語』を購入
新富士駅改札外にある『アスティ新富士』【まるごと駿河湾】で、『しらす弁当』も購入してみました
1988年東海道新幹線(こだま号)『新富士駅』が開業した際、既存の東海道線『富士駅』との距離が離れすぎていて、がっかりした方も多いと思いますが
思いのほか新富士アスティのお食事処【まるごと駿河湾】が盛況で驚きました!👀
スポンサーリンク|当サイトはアドセンス・アフィリエイトの広告主から支払われる広告収入を主な収入源として運営しています
JR富士駅構内『駅そば』(富陽軒)
電車不利用で駅構内に入る為には、『入場券(150円・発券から2時間有効)』を購入します
(…初っ端から何やってんだろうね、私?w)

改札を抜け、①②番ホーム『身延線のりば』へ向かい、階段を降りて行くと…

階段を降りて行きます
ありました!
大正時代から続く弁当・仕出し店【富陽軒】が運営する『立ち食い駅そば屋』です

以前はこのホームの駅そばブースでも『駅弁』の受け渡しをしていたそうなのですが、現在は行ってはいないそうです
(看板に以前の名残の『弁当』の文字が残っていました)
近づいてみると…すでに何人か利用者が居て、辺りに出汁の良い香りが漂っています

『駅そば』って、どうしてこう…思わず食べたくなるような香りがするんでしょうかね?
小さな『コの字型』カウンターに囲まれたプレハブ小屋の中には女性スタッフが1人で、会計・調理・提供・片付け・仕込みをこなしています
利用者は、小屋側壁に設えられた大人の胸の下あたりの高さのカウンターを利用して立ったまま駅そばを頂きます
カウンターの下にもう1段、膝上くらいの高さのところに凹みがあるので、小さな荷物ならそこへ置くことができます

吹きっさらしなので、季節・気候によってはかなり寒いかも知れないですね
オーダーは『北側の窓』で口頭で、支払い(現金)も済ませると、ものの2分ほどで料理提供!
このスピード感が『駅そば』ですね
今回はダヤンが『かき揚げうどん(480円)』、ダンニャが『きつね蕎麦に生卵(430+70円)』をオーダーしました

きつねそば+たまご(右)500円
お水はセルフ、持ち帰り丼容器の短冊も貼ってあったので、駅そばを持ち運ぶ人も要るんでしょうね~!
残った汁なんて、どうしてるんでしょうか?🤔
手が空いたのを見計らってスタッフの女性に『大変ですねー!』って声をかけると、『オーダーが重なった時は大変ですねぇ…(営業時間の)11時から14時までは出られないし、時給も安いし😇』
出汁の薫りがする汁は真っ黒タイプ
蕎麦・うどんどちらも同じ汁で…甘いっっ!!そして、濃いぃぃっっっ!!!
最初のひとくちは『伊勢うどん』かと思うような濃さと甘さでしたが、食べ進めて行くと癖になります
湯掻いて使用している麺は、うどんは気持ち細めな四角麺で

蕎麦は田舎蕎麦タイプ

思っていたよりしっかりした弾力があります
かき揚げはどっぷり汁に浸からせず、半分立った状態で置かれていました
ソフトシェル(※殻が柔らかい甲殻類)の小エビを使用した揚げたてのかき揚げで、大粒で香ばしく身もしっかりしていて、食べ応えがあります

食べ応え充分!
きつね蕎麦のお揚げがふっくら大きくてジューシー!
噛むとじゅわ~っと甘じょっぱい汁が口いっぱいに広がります

葱と七味がアクセントで、両方ともずるずるーっと完食!
写真撮影をしながらでしたのでオーダーから完食まで5分かかりましたが、普通はもっと速いんでしょうねぇ
駅そばとうどん…替え玉まで!
…っと、ここでダンニャが『オレ、替え玉してくる!』と言い出します😦!
まあ、メニューに『替え玉130円』とあるから、できない訳では無いと思うけど…
駅そばで替え玉する人なんて…いるっ?(笑)
『替え玉』は、利用者が汁の残った丼を持って行って、その中に新しく茹でた麺をどぶん!と入れて貰うシステム(葱も入れて貰えます)
(へえっっ!?)
『替え玉の為に残しておいたんだ~』と言いながら、生卵を崩して食べて行きます

1杯目は『濃い!甘い!』って思っていた『駅そば』ですが、生卵を崩して頂くとかなりマイルドになりますねぇ
初『駅そば・うどん』と『駅そば替え玉』(笑)
なかなか面白かったです
富士駅北口周辺はリニューアルに伴い、長期工事に入ります

駅への直接な改修は計画されていないようですが、工事の影響で貴重な『駅そば店』の存続が危ぶまれる様な事がないように願っています

身延線富士駅構内①②番線ホーム上にある【富陽軒】の立ち食い駅そばです
営業時間は11時~14時
土日祝はお休み(平日のみ営業)です
電車利用者で無い場合は入場券『150円』を購入しなければなりません
『そば』『うどん』があり、350円~
持ち帰り容器・替え玉システム・トッピングもあります
【富陽軒 身延線ホームそば店】
住所
静岡県富士市本町1-1富士駅ホーム
電話番号
0545‐61‐2835(※富陽軒)
営業時間
11:00~14:00
定休日
土曜・日曜・祝日(平日のみ営業)
駐車場
あり|電車等の利用状況による
その他
公式HPはこちら⇒【富陽軒】🔍

⇒次のページは、JR新富士駅(新幹線駅)改札外の『富陽軒駅弁情報』です