10.ant(てんあんと)|隠れ家カフェで驚きの前菜盛りプレート付ホタテサグカレー

富士市【cafe 10.ant】ダヤンテールblog 富士市ランチ

西富士道路高架脇の森林の端っこにある隠れ家カフェで、前菜・サラダ・ドリンクとスイーツサービスプレートがついた凄いボリュームのリーズナブル価格ランチ、ホタテサグカレーを食べた!

場所的な問題があり 行きたいリストには挙げつつもなかなか行く機会が無く、実際行ってみたら『色々凄くて驚いたカフェ』を今回はご紹介します

店名は【10.ant】

『テンアント』と読むそうなのですが、どういう意味だと思いますか?

ダヤンは『10人の叔母さん』だと思っていました!(綴り違うしっw)

実際に看板を目にした時は(あぁ!蟻(ant)が…10…!👀ありがとうかっ!)って明察した気になっていて

富士市【cafe 10.ant】ダヤンテールblog
この看板を見た時ピンと来たけど…違う?w

オーナーとお話するチャンスがあったら、ちゃんと店名由来の確認をしようと思っていたのに、利用時の情報量の多さにその事をすっかり忘れてしまっていていました!(爆)

後で調べたのですが『住所が天間(てんま)なのでテンアント』(アントどこ行った?!)とか、『蟻の様にコツコツと10年はお店を続けたいという思いから』、またダヤンの明察『ありがとう』などHITしましたが…多分『これで行きますっ!』って気持ちではなく、色々な思いを詰め込んで付けられた店名なのだろうと思われます

カウンター席『6席』のみの小さなお店

女性オーナーがお1人で母屋とカフェを行き来して利用者を最高のサービスでもてなす【10.ant】

ランチタイムは完全予約制ではありませんが、席予約と料理予約をしてから利用されることを強く推奨いたします
(予約なし凸は難しいと思っていて下さい。ダヤンはメール問い合わせが時間までに届かなかったので、当日今から1時間後行っても大丈夫か電話で問い合わせをしてから伺いました。それでダメな場合もあります)

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メニュー

『サグカレー』から始まった【10.ant】は当初、知り合いやお友達など身近な人たちだけに提供を始めたお店で、サグカレーに入れるのはチキンのみだったのを他versionがリクエストされ『ホタテversion』を作ったらそちらの方が集中して人気メニューになり

次にはサグカレーじゃないメニューも食べてみたいと言われ、『本日のカフェプレート』を作ったら今度はそちらが人気メニューに(笑)

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本日のカフェプレートが現在1番人気メニューらしい

本来『サグカレーセット』には、サラダ・小鉢・ミニドリンクのみが付く仕様だったのですが、来店される常連さんやお友達にサービスとして複数の前菜、デザートプレートを出していたのがいつの間にかそれが誰に対してもの定番サービスになってしまったのだそう

(サービスですと、メニューには無いデザートをいただいたので今回限りのサービスかと思ったら、定番化しているとの事でしたw)

税込み1200円というお値段でこの内容では大赤字になってしまうのではないかと心配になりますが、『なんとかやっています☺』とにこにこして仰る、おっとりとした妖精の様な雰囲気の女性オーナーがとっても可愛らしいです

人気の『カフェプレート』『サグカレーセット』の他には『トムヤムガイセット』『パスタセット』『ミートドリア、グラタンセット』などもあり、ドリンク・スイーツも用意があります

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フードのメニュー
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ドリンク・スイーツのメニュー

また『ANNIVERSARYプレート』も対応されていて、お店の雰囲気も『自宅敷地内の小さな離れ感』とか『秘密基地感』があるので、予約の際にサプライズとしてお願いしておくと同行者に喜ばれると思います

(2人連れでいらっしゃる方が多い印象ですので、カウンター席6は3組で満席となります。競争率結構高いです)

サグカレーセット

【10.ant】の代表メニュー『サグカレーセット』を予約にて頂いてみました

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ここにミニドリンクが付いて1200円込はどう考えてもリーズナブルと
思っていたらそれ以上でした!

道中道に迷い(!)予定時刻より10分程遅れて到着
店内では先着の2組4名の方が既にお食事中でした

電話の際に『サグカレーはチキンかホタテが選べる』と言われたので、迷いなく『ホタテ』指定したダヤン(笑)

『サグカレー』の事を『グリーンカレー』と勘違いされる方がいらっしゃいますが(※確かに緑ですがw)、一般的に言われる『グリーンカレー』はココナツミルクの効いた液体状の辛いタイカレーのことを指し『サグカレー』とは別物

『サグカレー』のサグはヒンディー語で『菜の花』の意

日本ではほうれん草で作る事が多く、綺麗な緑色のペースト状のヘルシーなカレーでマサラ系は控えめで優しい風合いで柔らかなコクがあります

【10.ant】のホタテサグカレーは特にベビーホタテがごろごろ入っていて、ジューシーで満足感があり美味しい上に、葉野菜カレーなのでカロリーは多分低め(のハズw)

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ベビーホタテがごろごろ入っていました

彩から想像するような青臭さは皆無で1度食べた事がある人はやみつきになるメニュー
リピーターが多いのも納得です

この小さな建物内で作るのではなく、隣の母屋で調理し運んで来られるので大変な重労働なのでは無いかと心配になりますが、当のオーナーは利用者がニコニコと美味しそうに食べ同行者と話に花が咲く様子を見ているだけで幸せな様子

お料理を作ったり美味しいものをできるだけリーズナブルに食べさせる事が心底お好きなのだろうなぁと思います

この『ホタテサグカレー』だけでも価格価値が充分あると思うのですが

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ご飯もっちり!レーズンやフライドオニオンの食感も面白いサグカレー

生ハムが載った生野菜サラダと手作りドレッシング

スレートプレートに載せられた6品もの前菜盛り

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セットのサラダとたくさんの前菜を盛り合わせたスレートプレート
(なぜかコノシロの酢漬けがw何が乗るかはお楽しみ)

小ドリンクは『梅』か『パイナップル』エキスをチョイスし割り方まで指定できる、食後をさっぱりとさせる気遣い

で、冒頭にお伝えした『サービスなのにもはや定番化しているメニューに無いはずのデザートプレート』が次から次に出て来るぅ!

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サービスと言いながら毎回付けているデザート(左)と、選べるミニドリンク(右)

柿は今年初物でした

隣で『カフェプレート』を召し上がっていて(うわっ!凄く可愛いし美味しそう…あちらにすれば良かったかな…)なんて一瞬思いましたが、サグカレーセットにして良かったと完食して思った変わり身の激しいダヤンでした(笑)

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外観・店内

1度場所の偵察に来て、分からず通り過ぎるほど普通のお宅です

ただよく見れば入口に看板は出ているし、不自然に駐車場が広いので判ると思います

【10.ant】は遠目に見ると住宅敷地の一角にある『納屋』の様な外観

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近づいてみると入口前には小さなテラス軒があるガーデンテーブルもありますが、『6席』の中には含まれていません

トイレは母屋へ通じる通路の脇にあります

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【10ant】と母屋を繋ぐ通路

近づいてみないと判らないこの可愛さ
店内はもっと可愛らしかったです

店内

入口の右側引き戸をそっと開けると…目の前から奥に向かって6席のカウンター席が並んでいます

オーナーさんが一番手前の席をリザーブして下さっていたので助かりましたが、奥の席に行くのなら利用者のすぐ後ろを壁に体を擦りながらでないと行き来が難しい様な小さな空間

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店内、カウンター席の様子

カウンターの向こう側は簡単な調理・盛り付けができる調理場として取られています

でもこの『ちょこん』とした空間の雰囲気を可愛いと思うのが乙女心(笑)

まさに隠れ家的な店内で、すっぽりと身体が収まる様な感覚で落ち着きます

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アクセス・場所・駐車場情報

自分の生活圏から少し外れた場所で、初めて利用する飲食店の何を重視するかって言うとダヤンの場合

『ここで食事をする前後どこへ寄れるのか』なので、メインの用事がある場所やアクセスから極端に外れていたりするとなかなか行く機会が訪れないのですが、【10.ant】の場所がまさしくソレでした

今回の様に1回行ってみて『食事をメイン目的にしてもいい場所』ってなれば、2回目以降は別なんですけどね?(汗)

マップ上で見ると国道139号が通っているすぐ脇なのですが、これは西富士道路高架なので富士市方面から来るのなら西富士道路終点『小泉若宮信号交差点』を、県道76号線へ右折していきます

道なりに950mほど東に進んで行くと『ミニストップ富士宮杉田店』を過ぎた場所に信号交差点があるので、そこを右折

800m下って『西富士道路(国道139号)高架下』を通過直後に右手前方向に急右折するような国道の側道?があるのでそこを右折して150m進むと、以下ストリートビューの様な左折できる細い道があるので

そこを左折(一方通行では無いのですが、かなり狭いです)

木立が鬱蒼としているような場所を180mほど下っていった左手に【10.ant】の駐車場が見えます

白いフェンスに囲まれたソーラーパネルが目印らしいのですが、車で走行中は判らず一度通り過ぎてしまいました(汗)

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右側が雑木林のようになっている細い道を下って来たのですが、
気が付かず通り過ぎてしまいました

南側から来る場合は、【富士見うどん】がある通り(県道397号)

を富士市に向かって道なりに走行し、この角を北に向かい1度左折して

道なりに300m北上すれば右手に【10.ant】が見えて来るはずなのでアクセス的には分かり易いかと思います

がどちらにしても道幅の狭さ、曲がる場所の難解さで1回行くまでがハードル高いかと思います

行ってしまえばリピーター確実(笑)

駐車場情報

フェンスで仕切られた入口から敷地内に入ると、△コーンとロープで区切られた駐車場5台分が完備されています

初訪問は結構勇気がいると思いますが、始めの1歩を踏み出せたら虜になること間違いない秘密基地的な魅力のカフェです

CHECKPOINT
これぞ隠れ家!というカフェ【10.ant】
ランチタイムは完全予約制ではありませんが、カウンター席6席のみ
リピーターが多く、料理をしたり配膳したりをオーナーお一人でこなしている為に電話する時間に気を付けて料理メニューを含めた事前予約を強く推奨します
現在の人気は『カフェプレート』らしいのですが、【10.ant】の看板メニューであるサグカレーセットもチキンやホタテを選べ、ヘルシーなのでお勧め!
サービスの定番化にもオーナーのお人柄を感じずには居られません

【cafe 10.ant】
 住所
静岡県富士市天間1782-1
 電話番号
090-6089-3132
または
070-8953-2861
 営業時間
11:00~17:00
(予約のみ)18:00~21:30
※ランチ営業時も電話予約を強く推奨
 定休日
日・木曜日、その他臨時休業あり
 駐車場
あり・無料|敷地内に5台
 その他
▪席・メニューの事前予約推奨
公式HPはこちら⇒【web上には現在HPありません】🔍

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ライター
ダヤンテール
ダヤンテール

食品の製造・営業・販売の仕事を経て、現在は食品の衛生管理・検査をする仕事に従事しています

25年以上の地元飲食物との関りを活かし、富士富士宮の逸品や地方都市ならではの良さがある飲食店、お値段以上の満足・クオリティーを感じる店を、忖度無しの立場で紹介します

静岡県東部地域局(富士山美観回廊遊食ネットワーク)協賛ブログ
富士山周辺(山梨県・静岡県東部・伊豆)【今日はどこ行く?何食べる?】は2018年11月から掲載継続中

2024年6月から新たに開始した妹ブログ【グルメグ】では、アジア太平洋地域の旅行者が注目する旅行先第4位にもなった生まれ育った富士・富士宮市のおすすめ飲食・逸品情報を限定して発信しています

静岡県富士宮市生まれ在住
女性・昭和生まれ・おうし座・A型
爆盛りと脂身と牡蠣が苦手
古民家・富士山・ボタニカルカフェをこよなく愛し
『お値段以上のなにか』を求めて現地に赴き、週末メインで活動中!

趣味|ビーチコーミング・釣り・トレッキング・グルメ巡り

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