富士市【KOBAYASHIEN CAFE】和の花『こし餡で作ったツバキ』が1輪咲いた『ぜんざい』を、お茶屋さんの別館御茶室 対嶽亭で味わう
以前『すすり茶』という変わった体験をさせていただいた、富士市松岡の老舗茶園【富士小林園】が所有する日本庭園の奥にある御茶室『対嶽亭』を使用した【KOBAYASHIEN CAFE】で、ぜんざいメニューが登場したことをInstagramで知り、早速行って来ました
メニュー
夏になるとお茶を使ったかき氷が提供される【KOBAYASHIEN CAFE】
これから暫くして新茶の季節になるとお茶農家さんは忙しくなり、カフェ営業の形態やメニューも変わると思うので、利用の際には事前に確認されてから伺うのがベストだと思います
今回の『ぜんざい』は少なくとも3月いっぱいは提供する予定だと伺っています

こし餡をお花の形に仕上げる技法は、東京の先生に習いにオーナーが行ったもので『ぜんざい』の他ににも『おはぎ』の上に花を絞り付ける『花おはぎ』もメニューにありました
先日、静岡に行った際に『花おはぎ』が販売されていたお話をしましたら、ご存じで同じ先生のところで習った方なのだと教えて頂きました
退職したら色々な事にチャレンジしてみたいと思っているダヤンですが、この『花絞り』もやってみたいと思っている事の1つです

ぜんざい(800円)
富士市産の大納言小豆をきび糖で炊き、焼いたお餅と餡子で作った『ツバキの花』をあしらった『ぜんざい』

香の物と煎茶がセットになっていて、煎茶はお替りが可能です
ぜんざいも香の物も、蓋を開ける楽しみがあって良いですよね♪

銘は判らなかったのですが、絵付けも古風な和の陶器の蓋をずらすと…

香ばしい焼かれたお餅と、素朴な味付けで炊かれた小豆の良い香りが鼻をくすぐります
その上に、ちょこんと餡子で絞り付けたツバキの花が1輪
なんとも可憐です

ずっととっておきたいのですが…熱でクタってくるので早めにどうぞ(笑)
ぜんざいのお餅は丸餅とか切り餅とか、『焼く派』と『焼かない派』など好みや慣習がいろいろあるかと思いますが、【KOBAYASHIEN CAFE】のぜんざいは切り餅を香ばしく焼きあげてありました
(ダヤンは家では、小豆鍋に切り餅をそのまま投入していますw)
焼餅のぜんざいは、汁が澄んでいてベタベタせずすっきりと頂けますね
香の物の塩気と、お茶屋さんらしい煎茶も美味しかったです
外観・店内
お茶屋さんの方で声をかけ、建物の横抜け東屋や日本庭園を抜け奥へ進んで行った先にある御茶室『対嶽亭』が【KOBAYASHIEN CAFE】になっています

『対嶽亭』は1979年に設立した数寄屋造りの歴史がある立派な建物
途中途中に置かれているミカンの半切りに集まっていた、メジロを驚かせてしまった様で私が歩を進めると小さな羽ばたきが聴こえました
淡いピンクや濃いピンクの梅が咲き誇り、辺り一面になんとも言えない良い香りが漂っています

店内
【対嶽亭】の引き戸を開けると、オーナーがいらして前回の『すすり茶』の時と同じように『座敷へ上がる』か

『土間の椅子に座って利用する』か

(正座が苦手な人・靴を脱ぐのが面倒な人はこちらがお勧め)
お好きな方へと案内されました
今回も2間続きの広い和室にはダヤン1人でしたが、縁側に幾つも吊り下げられた『吊るし雛』を間近で見てみたかったので、上がらせて頂きました
『吊るし雛』はお知り合いの方が一つ一つ丁寧に創られたものだそうで、いろいろなモチーフの人形がカラフルに並んでいました

詳しくは知らないのですが、このモチーフ1つ1つに色々な意味や願いが込められているのだそうですね
近くに寄ってみたり、席に戻って遠目に眺めたり
吊るし雛の向こう硝子戸越しに見える日本庭園と、前回利用した時に発見したテーブルのもみじモチーフの象嵌を愛でながら、日本の文化の素晴らしさと静寂を全身で満喫できました
アクセス・場所・駐車場情報
富士宮市から向う場合、岩本山を通って行くのが一番わかりやすいと思う
岩本山の麓『松岡地区』へ向かう道が広く便よく新しく整備されたが、【富士小林園】に向かうのには旧道の方のつづら折りの走り難い道を使って行く方がわかりやすい
富士宮市黒田小の前から岩本山経由で富士市へ向かう
岩本山公園入口を過ぎ、下り坂に入った途中真っすぐ行くと『新道』、右折すると『旧道』の分岐があるのでそこを右折
クネクネした旧道を下って行くと右手に『富士調理専門学校』がある、Tの字に出るので左折
左折した先をしばらく行くと『旭町信号交差点』があるのでそこを直進
信号交差点から230m道なりに進んだ右手に店舗が見えます

代金は体験後、こちらで支払う形となります
駐車場情報
店舗前に数台
道を挟んだ反対側に大きな未舗装の敷地があり、そちらも駐車場になっています
大型車が数台停められる様な広い敷地ですが、ヘリなどの舗装がされていないので気を付けて下さい
夏場になると御茶室の庭先を開放してかき氷販売を始める【富士小林園】の【KOBAYASHIEN CAFE】
現在は前回紹介した『すすり茶』の他に、あんこで作ったお花を飾り付けた『ざんざい』や『花おはぎ』を愉しむ事ができます
今の季節特に、趣のある静かな日本庭園や咲き誇る梅・吊るし雛など日本の文化の素晴らしさを充分に堪能できます
【富士小林園】
住所
静岡県富士市松岡75−7
電話番号
0545-61-5085
営業時間
カフェは13:00~17:00
定休日
カフェは日~火曜日まで定休
※水~土曜日のみ営業
駐車場
あり・無料|店舗前及び幹線を挟んだ反対側敷地に大型車駐車可能な大きな駐車場あり
その他
公式HPはこちら⇒【富士小林園】🔍
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