丸の内OLだった1人の女性がジャージー牛5頭に愛情を注いで作り上げた、富士宮初の濃厚であっさりなグラスフェッドヨーグルト!今回は夏バージョンを頂きました
【今日はどこ行く?何食べる?】で昨年12月に、生産者さんのお話しを伺いに訪れた【ふもとのジャージー牧場】
学生時代は東京・神奈川に居住し、2019年までは丸の内でシステム系コンサルOLだったという1人の女性が、富士宮市北部でキャンプレジャーが盛んな『ふもとっぱら』近くで、ジャージー種という毛色が茶色の可愛らしい牛5頭を放牧・飼養し、ひとりで搾乳までこなし
主に牧草のみを食んでいるジャージー牛から採れた生乳で富士宮初の『グラフェットヨーグルト』を製造・販売しています
昨年取材させて頂いた時は『冬』で、真っ白なクリームチーズ成分の層と滑らかな絹ごし豆腐を思わせるしっかりとしたテクスチャーの下部層の『グラフェットヨーグルト』を頂き、その際に生産者の柳さんから
冬(の現在)は乾燥草が主食になっているので、青草のカロテン摂取が少なく上層部も下層部も真っ白になっていますが、青草のころ(4月~)になれば1~2週間ほどで黄色味がかった乳となり、冬とはまた違った風味の『グラスフェッドヨーグルト』が楽しめると思います
と伺っていてダヤンもそれを食べてみるのを楽しみにしていたのに、あわただしい新年度を迎えすっかりと購入が遅れてしまっていました
あれから半年経って、生産体制は変わりなくこつこつとされている様子ですが、入手経路や販売場所が増えていました!
今回は富士宮市街にほど近い(というか、市街エリアって呼んで良いんじゃね?)【Seedカフェ】で、夏バージョンの『グラスフェッドヨーグルト』を購入して来ました
ふもとのジャージー牧場とは
『ふもとっぱらキャンプ場』からほど近い山の麓が拓けた牧草地に5頭のジャージー牛(その内搾乳できるのはまだ数頭)と1人の女性とで2023年7月に始まった【ふもとのジャージー牧場】
SDGsの観点からも注目されつつある飼育方法の『グラスフェッド』は色々な定義や規定があり、国土が狭い日本に於いては現在まだ希少な飼育方法になっています
私財をなげうち、お1人で全てをこなす【ふもとのジャージー牧場】の柳さんは、色々な酪農家での研修や体験を経てある程度の条件が揃ったここ『朝霧高原』で約2haの牧草地でグラスフェッドに挑戦し、夢への一歩を踏み出しました
『道の駅朝霧』で購入した『グラフェットヨーグルト』の旨さと想像以上の今までのヨーグルトには無い濃厚なテクスチャーの虜になったダヤンは、この生産者さんに是非会いたい!と熱烈ラブコールを送り現地取材を実現させました
多くの写真とインタビュー記事は【今日はどこ行く?何食べる?】で確認してみてください☟
柳さんの酪農にかける情熱と希少な『富士宮グラフェットヨーグルト』に関する詳細情報です
富士宮初!グラスフェッドヨーグルト
昨年12月の取材時は『冬』飼育であった為、頂いた『グラスフェッドヨーグルト』は冬バージョンで上層・下層とも真っ白でした
青草の牧草を食むようになったら(4月ごろ~)1~2週間で乳の状態が変わり、『グラスフェッドヨーグルト』にも変化が見られるとお聴きしていたので、夏バージョンがどんな感じになっているのか非常に楽しみです!
前回は『道の駅朝霧』と『柳さんの工房』で購入させて頂きました
今回は、市街に近い【Seed カフェ】での購入
柳さんも仰っていたのですが、宅配便や工房からの距離が長い場合上層部と下層部が壊れて混ざってしまう事があるとの事でしたが【Seed カフェ】で購入した2つのうちの1つはちょっとだけ上層部が上蓋についてしまっていましたが、状態を観察するのに大きな支障はありませんでした
夏バージョンの『グラスフェッドヨーグルト』はクリアな蓋の上からでもわかるくらい、オレンジがかった黄色カマンベールミルキー色をしていて完全に冬とは様子が違っていました!
冬のホワイトタイプがクリームチーズだとしたら、夏バージョンの上層部は、本当に『カマンベールチーズ』の様な濃厚さと色味!
酸味や癖がが少ない下層部は冬バージョンと比べ少しだけ軽い感じがありましたが、それでも水っぽさを感じるようなことが無くミルク本来の微かな甘さとほんのり牧草を感じる爽やかな風味で市販のヨーグルトとは全く別物だと感じる事ができるものでした
無糖なのに微かにミルクの甘ささえを感じる美味しいヨーグルトが存在することにきっと驚くと思います
現在入手できる場所
柳さんから直接購入しても、道の駅で購入しても
今回の様に市街の取り扱い店で購入しても2024年6月現在単価210円(※通販は送料がかかります)
賞味期限も製造日から15日のところ購入したものは、購入日から13日と比較的新鮮なものを販売していたので鮮度での心配は要らないかと思います
自分で購入する場合はなるべく『まっすぐに持って帰れるような工夫』をすると綺麗な表面を目にすることができますよ
インスタグラムで、富士宮市のふるさと納税返礼品として『グラフェットヨーグルト』を選ぶことができるようになったとの報告があり、この希少なヨーグルトが更に富士宮を代表する『逸品』となった事を嬉しく思います
▪オンライン販売
🐂|HP【ふもとのジャージー牧場】
🐂|オーガニックモールショップ【たべるとくらすと】
▪店舗販売(主に富士宮市内)
🐂|道の駅朝霧高原
🐂|富岳温泉花の湯
🐂|柚野商店
🐂|望月商店
🐂|う宮~な
※2024年6月末現在の状況
富士宮市の新しい逸品『ふもとのジャージー牧場』の『グラフェットヨーグルト』は、朝霧高原の耕作放棄地と森を利用して完全放牧の小さな酪農家のひとりの女性がジャージー牛と一緒に真面目に作っている安心できるヨーグルト
酸味が少なく癖もほとんどない『グラフェットヨーグルト』は濃厚飼料を与えず育った牛達の食べている草の状態で、ヨーグルト自身も季節で変わります
牧場は森の中で行きにくい場所にありますが、通販や販売経路が市内に増えて来ている事
また、ふるさと返礼品としても選べる事で手に取りやすくなりました
【ふもとのジャージー牧場】
住所
静岡県富士宮市麓92
電話番号
非公開(※問い合わせはSNS等で)
営業時間
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定休日
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駐車場
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その他
公式HPはこちら⇒【ふもとのジャージー牧場】🔍
Instagram→【ふもとのジャージー牧場】